「日本の敵」速報(海外の反応特化)+新型コロナウイルス関連海外の反応等

「日本の敵」&「新型コロナウイルス」に関する情報をまとめていきます

【#朝鮮日報】被害者との面談取り消したソウル地検長に検事ら「救急患者を送り返したようなもの」

2020-07-25 19:38:10 | 海外の反応
 ソウル中央地検(李盛潤〈イ・ソンユン〉地検長)が故・朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長のわいせつ行為・セクハラ(性的嫌がらせ)疑惑の被害者との面談日程を取り消していたことが分かり、検察内で「救急患者に『まず受付をしてこい』と言って送り返したようなもの」と指摘する声が上がるなど、批判を浴びている。しかも、セクハラの訴えを警察よりも一日早く知った検察が、朴市長側に告訴内容を伝えたのではないかという疑惑も取りざたされているが、ソウル中央地検は三日たっても何のコメントもしていない。

 被害者側は22日、記者会見を開き、「警察に告訴状を提出する前日の今月7日、兪ヒョンジョン(ユ・ヒョンジョン)ソウル中央地検女性児童犯罪調査部長に面談を要請した」と語った。被害者側は「ソウル中央地検がセクハラ被害女性Aさんに問い合わせ、被告訴人が朴元淳市長であることを確認した後、被害者面談日程を決めたのに、これを一方的に取り消した」と主張した。

 ソウル中央地検は被害者側から面談の要請があったことは認めている。しかし、「被害者の告訴受付が行われる前に面談をするのは不適切だと判断して取り消した」と主張している。検察内では、「中央地検の措置は被害者保護の観点から過度に消極的で問題だ」との指摘が出ている。

 ある現職検事は「検察内では『意識のない患者が救急治療室に緊急搬送されてきたのに、まず受付をしてこいと送り返すようなもの』という話が出ている。被害証拠確保が急がれる状況であることを考えれば、面談時に告訴状と弁護人選任書を持ってくるよう教えるべきだった」と言った。

 警察より先に検察が朴市長告訴の事実を知ったことが明らかになったことから、警察や青瓦台ではなく、検察が朴市長に、被害者側が告訴状を提出するだろうと知らせたのではないかという疑惑も取りざたされている。

 特に検察とその周辺では「朴市長ほどの人物に関する事案であれば、捜査指揮体系に基づいてキム・ウクチュン第4次長検事、李盛潤ソウル中央地検長にすぐに報告されただろう」と見る人が多い。これについてニュース専門テレビ局のYTNは23日、「ソウル中央地検は『第4次長検事から李盛潤地検長につながる内部報告すら行われていなかった』と説明した」と報道した。

 しかし、ソウル中央地検側は24日、「YTNの報道は中央地検の正式な見解ではない」と明らかにした。内部報告があった可能性も捨てきれないということだ。だが、検察側は「内部報告が行われたかどうかは確認が難しい」としている。

 検察関係者は「朴市長事件の捜査情報流出疑惑が浮上した状況で、問題を兪ヒョンジョン部長検事の所までで収めようという上層部の『シッポ切り』だと見られる」と言った。ある検察幹部は、「中央地検女性調査部は国内最高位の性犯罪捜査機関だが、その部長検事がほかでもないソウル市長を訴える件で面談を先送りするというのは想像もできないことだ」と語った。

 朴市長捜査情報流出に関する公務上の秘密漏えい疑惑告発事件は、ソウル中央地検刑事第2部に割り当てられている。つまり、中央地検が自らを捜査する状況になるかもしれないということだ。大検察庁は23日、ソウル中央地検が朴市長からセクハラを受けたという被害者側との面談要請を拒否したという問題に関して、真相把握に着手した。

ピョ・テジュン記者


コメントを投稿