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【#朝鮮日報】青瓦台は金元雄発言を黙認、李洛淵議員も「言うべきこと言った」と擁護

2020-08-18 20:48:22 | 新聞記事
 金元雄(キム・ウォンウン)光復会長が15日の光復節記念式に続き、17日にも愛国歌の変更のほか、親日の人物を国立墓地から掘り起こすことなどを主張した。共に民主党の議員らは「親日清算をしよう」と同調。青瓦台はいかなる反応も示さず、事実上黙認した。李洛淵(イ・ナギョン)議員、金富謙(キム・ブギョム)元議員ら民主党代表候補も金会長を擁護した。野党関係者は「与党が金会長を前面に出し、反日感情を刺激することで、支持層を結集させ、不動産政策の失敗などによる否定的な世論を変えようとしているようだ」と指摘した。

 青瓦台は金会長の光復節記念式での式辞内容を事前に報告を受けていながら、修正を求めなかったことが15日までに分かった。文在寅(ムン・ジェイン)大統領は光復節の祝辞で過去とは異なり、「反日」ではなく、日本の強制徴用問題を対話で解決しようと呼び掛けるなど「未来」を強調した。しかし、「親日積弊清算」を主張する金会長の演説については、内容を事前に知りながら制止しなかったことになる。

 与党関係者は「光復会長の演説について、青瓦台が修正を求めたり、介入したりするのは妥当ではないと判断したようだ」と語った。しかし、一部からは大統領と与党の支持率が同時に低下する中、「親日対反日」の対立をあおることで局面を転換しようという与党の意図が根底にあるとの指摘が聞かれる。政界関係者は「動揺する与党支持層を結集させるため、反日感情に触れることほど効果的なものはないはずだ」と指摘した。

 民主党は金会長の擁護に乗り出した。党代表選挙に出馬した李洛淵議員は17日、CBSラジオのインタビューに応じ、「光復会長としてはその程度の問題意識は言及できる」と述べた。李議員は「冷静に判断せず、大げさに騒ぐのもいかがなものか」とし、金会長の墓地掘り起こし発言には「原則的に同意する」と語った。李議員と党代表選挙で争っている金富謙元議員も「表現は国民統合という観点で少し考慮すべきだったという残念さがある」としながらも「光復会長が発言できる言葉だ」との認識を示した。

 柳基洪(ユ・ギホン)議員は「未来統合党は親日派の代弁者なのか」と述べ、黄熙(ファン・ヒ)議員は「統合党は親日を清算しようというと、なぜ都合の悪さを堂々と表明するのか分からない」と話した。民主党議員らは金会長が主張するように、親日人物の墓を掘り起こす「親日人士破墓法」を相次いで提案している。しかし、民主党指導部は党として推進するかどうかについては明らかにしていない。愛国歌を変えようという金元雄会長の主張にも沈黙している。

 統合党の金恩慧(キム・ウンヘ)広報は「全国民の光復節を分裂のるつぼにした金会長の発言は意図的で狙いがある。歴史を政治のスケープゴートにしようという憎悪の祈祷について、文大統領は直接答えるべきだ」と述べた。その上で、「金正恩(キム・ジョンウン)を偉人だと称賛した金会長の発言直後、民主党は待ってましたとばかりに同調している。再びこの国を政争の祭壇にささげようとしている」と批判した。

キム・アジン記者


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