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【#朝鮮日報】北朝鮮、SLBM潜水艦3隻を同時に建造できる施設を保有

2020-05-09 05:12:55 | 海外の反応
国連の報告書「新浦造船所に長さ194メートル、幅36メートルの大型建屋…近くに大規模な潜水艦訓練センター・修理用掩蔽施設も建設」

SLBMの射出テストも最近実施…潜水艦の進水・SLBM挑発が近いもよう

 北朝鮮が咸鏡南道新浦造船所にて、SLBM(潜水艦発射弾道ミサイル)搭載用の3000トン級新型潜水艦3隻を同時に建造できる大型施設を作ったことが判明した。北朝鮮が間もなくSLBM搭載用新型潜水艦を建造し、進水させるという見方が出ている。また北朝鮮は昨年末、新浦造船所の近くに大規模な潜水艦訓練センターと新型潜水艦の修理用シェルター(掩蔽〈えんぺい〉施設)も建設した。こうした事実は、先月公開された国連安保理傘下の北朝鮮制裁委員会専門家パネルの最終報告書で明らかになった。

 北朝鮮は最近、新浦造船所でSLBMの地上射出試験を実施し、米国の偵察衛星の監視を避けるため設置していた新浦港の大型遮蔽幕(長さ100メートル)を撤去したという。新型潜水艦の進水およびSLBM発射が迫っていることを示す兆候だ。北朝鮮がICBM(大陸間弾道ミサイル)と共に、SLBMを中心的戦略兵器として本格開発・配備しようとしているものと解釈されている。

 計276ページに達する国連専門家パネルの報告書は、北朝鮮の違法な海上活動、海外労働者派遣、金融制裁分野での制裁不履行事例を集中的に分析している。だが、北朝鮮の新型ミサイル発射と新型潜水艦建造、新浦造船所を中心とする新浦半島の潜水艦施設拡張などについても、衛星写真などを活用して深く分析した。

 同報告書によると、北朝鮮が新型潜水艦を建造中と推定される大型建屋は、長さ194メートル、幅36メートルと判明した。北朝鮮は米国の偵察衛星などの監視を避けるため、この大型建屋の中で新型潜水艦を建造している。また建屋の内外には、幅7メートルのレーン(lane)が並行して設置されていることも把握された。これにより、潜水艦2隻を並べて建造・進水できる。北朝鮮制裁委の専門家らは、建屋の規模や新型潜水艦のサイズを考慮すると、この建屋の中で潜水艦3隻を同時建造できると評価した。

 北朝鮮の新型潜水艦は、昨年7月末に金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が視察する様子を北朝鮮メディアが報じた際に公開された。北朝鮮軍の主力潜水艦である「ロメオ型」(1800トン)を改良し、3000トンに迫るサイズを有すると推定されている。長さは76.6メートル以上、幅は6.7メートルだ。建造後、大型建屋内のレーンに載せて外部に引き出し、進水させるものと予想されている。北朝鮮の新型潜水艦は、昨年10月に試射に成功した新型SLBM「北極星3」を3発搭載できると推定されている。金正恩が昨年末に言及した「新たな戦略兵器」とは、新型ICBMとこの新型潜水艦を指す-という評価が多い。従来の新浦型(ゴレ型)潜水艦は2000トン級で、SLBM1発を搭載する。

 大規模な潜水艦訓練センターの存在も初めて明らかになった。この訓練センターは2017年に建設が始まり、昨年末の時点で完工段階にあると推定されている。新浦半島では、新型潜水艦の修理用シェルターを建設している様子も捕捉された。報告書は、SLBM開発に欠かせない水中射出試験装置の実態も詳細に明らかにした。2018年11月から昨年12月までの間、衛星写真を通して新浦造船所で2基、南浦港で1基の水中射出試験用バージが捕捉された。水中射出バージは、水中から水上へSLBMを高圧で打ち上げ、水面上で点火する試験を行うための装置だ。通常は、実際に潜水艦からSLBMを発射する直前の試験に活用される。国家情報院(韓国の情報機関)は今月6日、国会情報委員会で「新浦造船所でゴレ型潜水艦と水中射出装置が引き続き識別されており、北朝鮮が昨年公開した新型潜水艦の進水に関する準備の動向を注視している」と報告した。

ユ・ヨンウォン軍事専門記者


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