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【#中央日報】尹美香前挺対協代表「領収書に拇印押して保管」…李容洙さん暴露論争が激化

2020-05-09 04:52:55 | 海外の反応
共に市民党から当選した尹美香(ユン・ミヒャン)氏が慰安婦被害者である李容洙(イ・ヨンス)さん(92)の「寄付流用疑惑」暴露に対して8日、反論した。尹氏はこの日、フェイスブックを通じて「(寄付は)徹底して管理し、監査を受けて報告する過程を経ている」とし「1992年からおばあさんに差し上げている支援金などの領収書を、おばあさんの拇印を押した状態で保管していた」と説明した。尹氏は第21代総選挙で共に市民党比例順番7番を受けて当選した。

李容洙さんは7日、大邱(テグ)のあるカフェで記者会見を開き、日本軍慰安婦真相究明のための「水曜集会」の募金を通じて集めた寄付の使い道が不透明だと疑問を呈した。李さんは「1992年から、水曜集会に行くと、小学生や中学生が親からもらったお小遣を集めて募金してくれたが、心がとても痛かった」とし「これをおばあさんのために使ったことがない」と主張した。水曜集会は尹氏が理事長を務めていた市民団体「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯(以下、正義記憶連帯)」が主催する集会で、1992年に日本軍慰安婦の真相究明を求めて始まった。

李さんはまた尹氏に対して「2015年韓日協定当時、10億円が日本から入ってくることを代表だけが知っていた。被害者はその事実を知ることができなかった」とし「(尹氏は)国会議員になるべきではなく、この問題を解決しなければならない」と批判した。

◆防御に出た禹希宗(ウ・ヒジョン)氏 「おばあさん、記憶が歪曲された」

尹氏は中央日報の電話取材に対して「当選直後、李容洙さんは、いよいよ国会議員になったから、南北交流も早めて平壌(ピョンヤン)で行事もしようという話までしながら、自分のことのように喜んでくれていた」とし「おばあさんが私について話をしたのは慰安婦問題を早く解決してほしいという熱望を伝えて、むちを打ってくれたのだと考える」と話した。寄付の使い道が不透明だと提起した疑惑については「おばあさんが誰の言葉を聞いてあのように考えたのかは分からないが、すべての寄付は透明に執行され、疑惑そのものがただ悲しい」と答えた。

疑惑が拡散すると、尹氏の所属政党である市民党の禹希宗代表は防御に出た。禹代表はこの日のラジオインタビューで「李さんの周辺にいらっしゃる方によって少し記憶が歪曲されたようだ」とし「(おばあさんが)指摘された団体(正義記憶連帯)に関しても、領収書などすべてのものが残っているので団体の立場を見極めた後、公式的な活動を行う予定」と話した。続いて「正義記憶連帯が寄付の使用内訳に十分説明をしない場合、党が当然調査に入る」と付け加えた。

野党は攻勢に出た。未来韓国党の趙太庸(チョ・テヨン)報道官はこの日、最高委員会議で「慰安婦被害者の象徴のような存在である李容洙おばあさんが水曜集会にこれ以上出席しないと宣言し、寄付がどこに使われているのか分からないと話した」とし「正義という名の背後で正義記憶連帯は何をしていたのか」と批判した。寄付の使用内訳に対しては「具体的な寄付金の使用内訳を明らかにするべきだ」とし「監督権を持つ女性家族部も徹底的に監督し、その結果を国民の前に明らかにしなければならない」と述べた。

当選していたヤン・ジョンスク氏が不動産名義信託疑惑などで除名されたことに続き、尹氏疑惑まで続けて提起されて市民党は当惑を隠しきれない。比例代表候補に対する検証作業におろそかにしていたのではないかという批判も出ている。市民党関係者は「創党と公薦作業そのものが非常に足早に行われたので、完ぺきに検証を行える状況ではなかった」としつつも「尹氏の場合、30余年間の活動そのものが疑われる状況になった。提起されたすべての疑惑をしっかりと確認する予定」と話した。


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