遅ればせながら、12月の血液・尿検査結果です。
肝臓・腎臓数値はちと悪化。
ただ、デンタルケアの後なので、こんなもんでしょうか。
去年のデンタルケア直後の検査は、
これより悪化度がすごかったですから。
今回の注目点は、増えた「尿」の項目です。
UPCとは、「尿淡白÷尿クレアチニン値」で、
腎機能の臨床的指標が分かる数値。
これまでクレアチニン値がいくつとか、
BUN(尿素窒素)がいくつとか、
検査の度に気にしていましたが、
もちろんそれも大事ですが、
数値の上下は多少はあること。
テンテンの腎疾患が現在どういう段階にあるのか、
それを知るのが大事なことだそうです。
エコー検査など映像で確認することも有効ですが、
腎臓病に関する最近の国際的な見解として、
それが分かる最も有効な方法が「UPC」。
猫の場合、0.2以下は問題なしですが、
これ以上は数値によってステージⅠ~Ⅳに分かれます。
で、今回のテンテンの「0.34」ってのは「ステージⅢ」
………ステージⅢって、恐いですよね。
クレアチニン値が2.40っていうと、
確かに悪い結果ながら、
3.00台にはなってないっていう安心感もちょっとあるけれど、
それはあくまでも薬や治療のおかげで、
テンテンの腎疾患の度合いは既にステージⅢなのだという現実。
ただ、このステージにできるだけ長くとどまっていればいいわけで、
テンテンの調子は良さそうだし、
これまでの治療をきちんと続けていけば、
ステージⅡに上がることだって夢ではない。
(まあ、ステージⅠは無理でしょうが…)
長いこと治療をしていると、見た目は元気と、ふと起きる油断。
でも、テンテンにとってそれは禁物。
そんなことを再認識しただけでも、
この数値を調べた価値がありました。
とにかく次の尿検査で、UPCがちょっとでも下がりますように。
ま、焦らず、ぼちぼちと
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