マイケル・ハドソン研究会にあるStrategic Culture Foundationの和訳記事: [最新コメント]。
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(次記事)
「台湾を戦争の引き金にした米国」-中国は武装解除できるか? 2024/02/28
# cf. 別の訳1 (寺島メソッド翻訳NEWS)、2∈SCF
ペペ・エスコバル「『特別軍事作戦の開始から2年』-西側は完全に麻痺」 2024/02/26
# cf. 別の訳∈SCF
「ウクライナ戦争の余波」に備える米国-2つのシナリオ 2024/02/21 cf. 別の訳∈SCF
ペペ・エスコバル「アブデーフカを越えて」 2024/02/18
# cf. ↑別の訳1 (locom2 diary)、2∈SCF、3 (寺島メソッド翻訳NEWS)
「ウクライナの代理戦争はアブデーフカで終わることはなく、10年近く続くドネツク山麓
での戦いは続くだろう」
ペペ・エスコバルのドンバス訪問 2024/02/18 cf. 別の訳(耕助のブログ)
「長い間、(西側集団には見えない)市民への終わりのない砲撃が続き、特別軍事作戦
(SMO)が始まってから2年近くが経った今も、ここは戦争中の都市」
ロシアで秘密の戦争を繰り広げる「NATOとCIA」 2024/02/16 cf. 別の訳∈SCF
# ↓次記事の筆者コメントへの参考記事: カダフィが殺された本当の理由
# 「カダフィの死は、プーチン大統領も悔やまれてならないのだろう。
# 『誰がカダフィを殺す許可を出したのか』
# 『自分がその時、大統領であったなら… カダフィはまだ生きていたかもしれない。』
# プーチン大統領が↑こう言ったのは有名である。」
ペペ・エスコバル「メドベージェフが『ワイルドで行く』理由」 2024/02/09
# cf. 別の訳1∈SCF、2(耕助のブログ)
# ↑記事の内容とは別の話だが、メドベージェフが「タカ派」になったのは、大統領時代に
# 「リビアを見捨てて NATO に蹂躙させてしまった」事が(プーチンに批判された?のか、
# 自省した?のか、両方?かは不明だが)きっかけではないか?と筆者は想像している。
# ∵少なくとも、カダフィが殺害された2011年は、プーチンが「ミュンヘン演説」で西側の
# 国際法無視を糾弾する姿勢を鮮明にした4年後。∴国際法の専門家であるプーチンなら、
# 国連安全保障決議1973の曲解を口実にしたリビア空爆に対して、怒りすら覚えたのでは?
#(↑2022年2月の演説でも、この問題に触れている)。∴プーチンは、メドベージェフの
# ゆるい対応に不満だったはずだ。とあるプーチン評伝のメドベージェフに触れた箇所に
# よれば、メドベージェフは(プーチンと違い)訪米経験があるなど、当時は「親米的」
# だと考えられていた(少なくともプーチンよりは)。しかし、現在の「タカ派」ぶりは、
# どう見てもプーチン以上。「大統領」と「国家安全保障会議副議長」という立場の差も
# 多少は影響するにせよ、近年のメドベージェフ談話からの印象に「親米」要素は皆無。
# まあ、筆者にしても、前記「とあるプーチン評伝(↑)」の*アメリカ人著者*による、自国の
# 政策の無軌道ぶりや西側言説の欺瞞性を棚上げした「分析」とやらの語り口が鼻について
# 仕方がない、今日この頃ではあるのだが。
ペペ・エスコバル「覇権国家は『新しいウェストファリア的世界秩序』を受け入れるだろうか?」
2024/02/01 # 別の訳1∈SCF、2 (耕助のブログ)
# ウェストファリア的=複数の対等な主権国家による=多極化した
「グレン・ディーセンの新著『ウクライナ戦争とユーラシア世界秩序』」
「ディーセンは南東ノルウェー大学(USN)の教授で、『Russia in Global Affairs』誌の
副編集長」
「「広大なユーラシア大陸を海洋の周辺から支配する」ことによって生み出された
「独自の世界秩序」が終焉を迎えつつある」
「マッキンダーは鉄道開発、特にロシアによるシベリア横断鉄道に怯えていた。」
「特に、「主に外洋通商の供給者として」機能する鉄道に注目していた。」
# ↑詳しい関連記事は「マッキンダー on 櫻井ジャーナル」+「マッキンダー on deeplyjapan」
# また、マッキンダーは経済学者でもあった。
「中国が… 「19世紀初頭の3本柱のアメリカン・システムを模倣している」
「アメリカはイギリスの経済覇権に対抗するため、製造拠点、物理的な交通インフラ、
国立銀行を整備した。」
「中国の一帯一路構想(BRI)、上海協力機構(SCO)、アジアインフラ投資銀行(AIIB)、
脱ドル化の推進、中国国際決済システム(CIPS)、国際貿易における人民元の使用拡大、
自国通貨の使用、メイド・イン・チャイナ2025、デジタル・シルクロード、そして最後に
BRICS10とBRICS開発銀行NDB(新開発銀行)」
「ロシアは、ユーラシア経済連合(EAEU)のユーラシア開発銀行(EDB)や、上海協力機構
(SCO)を通じた一帯一路構想(BRI)とユーラシア経済連合(EAEU)プロジェクトの金融
アレンジメントの調和を進めるなど」
「ディーセンは、多極化の推進を実際に理解している数少ない欧米のアナリストの一人」:
「BRICS+は反覇権主義であり、反欧米主義ではない。その目的は多極体制を構築すること」
「問題は、ショーを実際に動かしている … 富裕階級が … 現実を認めようとしないこと」
ペペ・エスコバル「南アフリカの勝利はガザ虐殺を止めるのか?」 2024/01/28
↑関連記事1∈CRDL、2 (寺島メソッド翻訳NEWS) 、3 (マスコミに載らない海外記事)、4 (ワシが舞い降りたった)
「ガザは、占領国による先住民の大量虐殺である。そのため、すべての大量虐殺行為を
直ちに停止することが求められる。基本的には、これがICJの命令なのだ。」
「南アフリカ外務省は、停戦を命じなければならないことは「文章を読めば暗黙の了解だ」と
指摘している。」
# ICJ命令の要点 (1)-(6) 。(4) は「*イスラエル自体が*ガザに人道支援せよ」の意を含む。
「イスラエルがガザで行った軍事作戦は、数え切れないほどの死傷者を出し、かなりの
インフラや住宅を破壊し、大量の栄養失調を引き起こし、医療制度を崩壊させ、住民の
大多数を避難させた。この戦争は、ガザの全住民に影響を及ぼし、はるかに永続的な結果を
もたらすだろう。裁判所は、イスラエル政府高官による非人間的な表現に留意した。」
「それゆえ、ICJは「ガザのパレスチナ人をイスラエルから保護するための緊急暫定措置を
とるという南アフリカの要求を受け入れ、次のように勧告する」:
(1)「イスラエル国家は、ガザへの大量虐殺の実行を防止するためにあらゆる措置を
講じなければならない。」
(2)「イスラエル国家は、軍が大量虐殺行為を行わないようにしなければならない。」
(3)「イスラエルは、ジェノサイドへのすべての公的な勧誘を罰するためのすべての措置を
講じなければならない。」
(4)「イスラエルは、ガザ地区における生活への悪条件に対処するために、即時かつ効果的な
措置を講じなければならない。」
(5)「イスラエルは、ジェノサイド条約に影響を与える行為の証拠を保全するために効果的な
措置を講じなければならない。」
(6)「イスラエルは、1ヶ月以内にこの裁判所の命令に従うために取られたすべての措置の
報告書を裁判所に提出しなければならない。」
# イスラエル+西側の命令遵守は期待できない。「報告書提出義務」が多少は歯止めに?
「イスラエルが判決から1カ月以内に改善措置に関する報告書を提出しなければならない
ことを考慮しても、聖書のサイコパス(↓実例)… たちがそれに従うかどうか」
「イスラエルのベン=グヴィール国家安全保障相: 彼らはホロコーストの間沈黙していた」
↑「サイコは歴史を知らない。現在のICJは1945年に設立された。」
「現在、国連安全保障理事会の議長はフランスが務めている。国連憲章第94条2項によれば、
南アフリカの要請により、国連はイスラエルに国際司法裁判所の判決を適用させなければ
ならない。」←「マクロン … のフランスが正しいことをするとは …」:-(
# ↑ ∵西側 {は、も} 「国連への報復(関連記事3、4)」に及ぶほど狂ったサイコパス揃い … ↑
高まる「中東での戦争拡大の可能性」 2024/01/27
エドアルド・バスコ「アメリカによる静かな『大陸クーデター』が進行中」 2024/01/25
# cf. ↑別の訳↑←(locom2 diary)→↓別の訳↓
ペペ・エスコバル「ウクライナの茶番劇、再び」 2024/01/21 cf. 別の訳∈SCF
「直感が戦略を誤らせる 」-ガザ、イエメン、そしてイラクの戦場へと誘い込まれたアメリカ 2024/01/16
# ** cf. 別の訳 (locom2 diary)
「中国とロシアは驚くほど静かで、「2つの戦争」(ウクライナとイスラエルの「複数の
戦争」)に反応して世界の地殻変動が起こるのを注意深く見守っている。」
# ↓「そこでナポレオンが一言」:「敵が何か馬鹿なことをしている時には、介入するな。」
「バイデンとそのチームがウクライナとイスラエルの複数の戦争で戦略的ミスを犯し続ける
のを、両国はただ黙って見ていることができるのだ。」
「バイデンは冷静な孫子ではない」「彼の政治は個人的で、非常に直感的」
# ↓ウクライナ問題: 戦争を*どうあっても*やめようとしない。
「唯一の成果が、ロシアの民間都市に長距離ミサイルを直接撃ち込むこと(戦争犯罪)
であったとしても、... 続けなければならない。」「バイデンは穴が深まるばかり」
# ↓パレスチナ問題: 一方的なイスラエルへの肩入れで、解決を困難にしている。
「オバマ政権の初期、ホワイトハウスがパレスチナ国家の可能性を維持するために
ネタニヤフ首相に真の圧力をかけようと考えていた重要な時期に、バイデンは他の
どの閣僚よりもネタニヤフ首相をその圧力から守ろうとした。」
## ↑つまり、バイデンはパレスチナ問題の解決を困難にした。
「ワシントン・ポスト紙が報じた、バイデンがイスラエルとヒズボラの全面戦争を防ぐ
ようスタッフに命じたという記事」「明らかに意図的にリークされたもの」
「イスラエルとヒズボラの軍事衝突について、おそらく最も困難で不吉なことは、その
明白な必然性」
「ブリンケンがイスラエルに到着したとき、ヒズボラがリタニ川の向こう側に撤退する
ためのレバノンとの合意に達する可能性について、当然のことながら深い懐疑論に直面」
「イスラエルがヒズボラを国境から追い払おうとしてレバノンに侵攻した場合 ... 主権を
持つ国連加盟国に侵攻することになる。どのような状況であれ、それは直ちに違法な侵略
として国際的に非難されるだろう。」
「レバノンにシェバア農地問題棚上げの安全保障理事会決議1701 ... に同意させようと
する ... のだろうか。」
## ↑「シェバア農地(イスラエルによる占領)問題棚上げ」で交渉成功の見込みはない。
## ヒズボラとの紛争の進展次第では、イランとの対決にもなりかねない。
奇妙な「国防長官行方不明事件」の悩ましい問題 2024/01/14
「オースティンの不在は、すでに引き金に敏感な米軍機構内の警戒心をさらに悪化させた」
「中東の安全保障状況が急速に悪化していることを考えると、奇妙」
「その悪化は、米国とその共犯者が国際法を露骨に蔑ろにしていることが大きな原因」
「オースティンの辞任を求める声さえ超党派で上がっている」
「こうした懸念と相まって、バイデンの最高司令官としての認知的健康状態に対する信頼が
欠如している」
「ファシストのイスラエル政権やキエフ政権への横暴な支援を考えれば、米国は無法な
ならず者国家であることが証明されている」
「国連安全保障理事会と協議することなくイエメンを空爆…ワシントンのならず者国家
としての性格を浮き彫りにした」
「米国の帝国支配機構全体を解体し、退役させなければならない」
「さらに、国際平和に対する罪で訴追されなければならない」
ペペ・エスコバル「辰年:絹の道、BRICSの道、中国の道」 2024/01/13
「中国、ロシア、イランは、より平等で公正な体制に向けた戦いを次の段階へと進める」
「イランを『虐殺的犯罪のスケープゴート』に仕立て上げようとする」アメリカ 2024/01/12
# **↑この記事の構成→ Part 1(A, B) 、Part 2(A, B) cf. 別の訳 (locom2 diary) **
# Part 1: 爆破しようとしている地域で「火事だ」と叫ぶ放火魔ワシントン
## Part 1-A: 「火事だ」と叫ぶアントニー・ブリンケン米国務長官**
「紛争が中東を飲み込もうとエスカレートしていることを「警告」しながら、「狂乱的に」
中東を横断」
「イスラエル ... ヨルダン、エジプト、サウジアラビア、カタール、アラブ首長国連邦
など9カ国を歴訪」
### 「西側公式プロパガンダ」担当: NBC
「「紛争拡大の抑制をブリンケンが意図するなか、ヨルダン川西岸で暴力が急増」と宣言」
「ワシントンはある種のしがない平和擁護者として描かれている。」
## Part 1-B: 放火魔である実態 **
「ガザとヨルダン川西岸でイスラエルのノンストップ大量虐殺を煽っている」
「アメリカとイスラエルがレバノンとイラクでハマス、ヒズボラ、イランの司令官を暗殺」
「国連での停戦要請をあからさまに妨害し、軍艦や軍用機をこの地域に派遣」
「地域全体の紛争を危険なまでにエスカレート」
「ワシントンはイスラエルに停戦を要求することを明確に拒否」
「Euro-Med Monitor:
「大量虐殺的な攻撃は4ヶ月目に入り、死者は主に女性と子供で3万人近く」」
# Part 2: 「イランの恐怖」を煽る(扇動テーマ: 宗派対立+核疑惑) **
## Part 2-A CNN :「宗派対立」工作担当 **
「ブリンケンがアラブの指導者たちと交わす会話の多くは、イランの恐怖に焦点」
「アメリカの情報宣伝ソースを引用」」
「スンニ派アラブ諸国とシーア派イランとの間の過去の宗派対立を煽る試み」
「イランとその地域の同盟国であるレバノンやイラクのヒズボラ、イエメンのフーシ派、
アサド率いるシリア国家が、この地域の平和の敵であると主張」
## Part 2-B ニューヨーク・タイムズ: 「核疑惑」工作担当 **
「イランが核爆弾の製造に近づいているという懸念を復活」
「テヘランが濃縮ウランを3つの兵器に変えるまであと「数週間」しかないと主張」
「CIA御用達」
「同じ記事の中で、イランがロシアや中国と新たな同盟関係を結んでいるとし、中国が
イランの核爆弾製造に手を貸しているとほのめかした」
### 猿芝居担当: イスラエル **
「疑惑の核施設を破壊すると称して、イランに空爆を行うほど動揺」
「過去にもそう脅したことがある。イランが核兵器製造の意図を繰り返し否定している
にもかかわらず」
「イスラエルは推定150発の核爆弾を保有」「そのすべてが違法に入手されたもの」」
# まとめ **
「ワシントンとイスラエル」「血まみれの手から世界の注目をそらそうと必死」
「服従の党」はいかにしてヨーロッパを奈落の底へ導こうとしているのか 2024/01/10
# ** cf. 別の訳 (locom2 diary)。この記事は、「序、破、急」からなる三部構成**
# 序: アメリカ発「公式言説」の典型例
「ホワイトハウスと企業メディアは、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)が、... ミサイルと
発射装置をロシアに供給したというニュースを広めることに苦心している」
## アメリカ例外主義(マイケル・ハドソンの言う「超帝国主義」)
「ワシントンの言説は、いつものように、「我々はできるが、他はできない」「我々は指図
できるが、他は指図できない」「我々は『欠くことのできない国』であり、『自由世界』の
指導者であるからだ」という独自の誤謬」
「ある国から別の国への武器供給が大罪であるかのように放送されている」
# ↑ちなみに、当のロシアは否定。そもそも、いつもの事だが、米国は証拠を提示していない。
# 破: アメリカのロシア敵視政策から利を得る「グローバルサウス諸国」**
「朝鮮民主主義人民共和国にとって、ロシア連邦を孤立させようとする試みが、覇権国に
よって課されたある種の疎外から逃れる機会となった」
「他の国々もまた、この断絶を貴重な機会と捉えた:
「イランはこの機会に、軍備、航空宇宙、物流、さらにはエネルギー能力を強化」
「キューバは、以前は米国のカリブ海経済禁輸措置に従わなければならなかったが、今では
ロシアに、これまで以上に利用しやすい経済パートナーを見出した。」
「以前はヨーロッパの新植民地的「パートナーシップ」に依存していたアフリカは、中国が
提供していた 軍事、... エネルギー ... を補完する支援をロシアに見出すことができた」
「インド ... ロシアが輸出する原油の18%を安価で入手し、... その多くをヨーロッパに
転売してかなりの利益 ....アンクル・サムを本当に怒らせたのは、2023年5月に署名され、
すでに進行中の ...両国間の最近の軍事協力協定」
# 急: 主権を放棄し、自国を損う政策を取り続けるヨーロッパの凋落**
「ヨーロッパは、まさに大混乱」「まずインフレ、次いで経済の停滞と衰退が顕著」
「経営難に陥り、清算に追い込まれた企業の数は2015年以来の高水準」
「ドイツの産業破綻」
「フランスではニジェール、マリ、ブルキナファソのような「植民地」の喪失」
「イタリアでは、ネオファシスト、ポピュリスト右派」
「選挙で選ばれたわけでもないブリュッセルの官僚の独裁を支持して、国家主権の解体に
コミットしている」
「服従の党、多数派、覇権主義者は、... ヨーロッパを戦争に巻き込むことに成功」
「よく主張されることとは逆に、米国はウクライナへの主な貢献者ではない。GDPに占める
割合でも、絶対額でも、米国が最大の貢献者でない」「この負担の重さは、ヨーロッパ、
特に東欧とバルト海沿岸のヨーロッパに、さまざまな形で、悲惨な形でのしかかる。」
「米国から渡された730億のうち、440億が「貸与リース」プログラムによる軍事「援助」」
「したがって将来ウクライナ国民から返済されるとすれば、250億だけが財政「援助」」
「EU ... すでに渡した900億のうち、810億が金銭」
## ↑シベリア出兵での「日本の負担 >> 英国の負担」と同じ構図。
「ヨーロッパは、... 自らをラテンアメリカ2.0のような存在に変え、アメリカの貿易黒字、
高価なエネルギー、ハゲタカファンドを受け入れる準備を整えている。」
「安価なエネルギー、中間製品、オーダーメイドの手頃な価格の代替品を、.. 放棄」
「高付加価値のヨーロッパ製品を熱望する1億6千万人以上(ロシア+ベラルーシ)からなる
巨大市場にノーと言う」
「2022年に最も軍事予算を増やした20カ国のうち、10カ国がヨーロッパで、同年440億ドルを
兵器に費やしたウクライナを含めると11カ国」
「コインの反対側 ... 40%のシェアを持ち、2018年から14%増加した武器供給国 ... 米国」
## ↑日露戦争での「英国丸儲け」と同じ構図。
「1991年(ソ連が崩壊した日)のアメリカのGDPはヨーロッパのGDPより低く、2000年には
すでにEUに追い抜かれていた」
「EUが最後にリードしたのは2008年頃」「それ以来、アメリカのGDPは14兆7,700億ドルから
25兆4,400億ドルに ... EUは16兆3,000億ドルから16兆7,500億ドルに」
「2008年以降、プーチンがブカレストでのNATO会議でウクライナにおけるNATOの意図を警告
したとき、ヨーロッパ経済の沈没の最終段階が始まった」
「選挙で選ばれたことのない欧州委員会も、服従党も、この結果をまだ喜んでいる!」
「EUに残るものは何か?」-欧州の移民問題 2024/01/04
# この記事では「コスモポリタン」という言葉が最悪の意味で使用されている。
# 良い意味の言葉としては「国際主義者 (internationalist) 」を想定している?
「コスモポリタン的移動と移住の展望
ヨーロッパにイスラム系移民を押し寄せようとする最初の決定的な試みは2012年に起こった。
その年の1月、選挙で選ばれたわけでもないコスモポリタンなEU指導部は、EUROMED内で予定
されていた統合を推し進めた。まず、「21世紀の戦争と平和」というスローガンのもと、
バルセロナでセミナーが開催された。その1年後に「アラブの春」が起こった。」
「オルバンとソロスの対決
ヨーロッパへのイスラム系移民の流入に関連するさらなる動きは、アンゲラ・メルケル首相に
関連している。2010年、メルケル首相は多文化統合を「大失敗」と非難したにもかかわらず、
主に中東からの難民を100万人以上受け入れるという決定を下し、メルケル首相の政策は大きく
変わった。2015年の移民危機を注視していた億万長者のジョージ・ソロスは、彼女の決定を
歓迎した。」
「コスモポリタンであるジョージ・ソロスは、年間100万人のイスラム教徒をヨーロッパに
呼び寄せるという計画を準備」
「この計画は2017年7月22日、ハンガリーのオルバーン・ヴィクトル首相によってルーマニアの
タスナドで報告され、同首相が猛反対した。」
「EUの政治を支配する移民
イスラム教徒が多数を占めるヨーロッパで、ヨーロッパ人が少数派になるという傾向は、
覆すことは不可能であり、広く認められている。」
「外国生まれの移民の最多数(約1600万人)がドイツに住んでおり、ドイツの有権者を極右の
腕の中に駆り立てる最大の要因は、亡命希望者の流入である。」
「ドイツでは1月から8月までの間に20万人以上が亡命を申請しており、これは前年同期比で
77%の増加」
「ドイツの有権者の多くは、いくつかの分野、とりわけ移民問題において、主流政党が
自分たちの利益を代表していないと感じている。」
「新たな非常に重要な展開がフランスで起こる可能性があり、2027年にマリーヌ・ルペンが
政権に就く可能性と関連」
「2023年4月に実施された衝撃的な世論調査では、昨年の大統領選挙を今繰り返せば、ルペンは
エマニュエル・マクロンを打ち負かすだろう。」
決選投票で対決した場合、ルペンは55%、マクロン大統領は45%」
「彼女の選挙プログラムの一部を簡単に見てみよう。
「フランスの主権はEUの権威と共存することはできない。」
「欧州委員会を廃止し、EU首脳理事会で合意された法案にゴム印を押す事務局に変身させる。」
「EU予算に対するフランスの拠出金を直ちに年間50億ユーロ削減する。」
「フランスをNATOから引き離す可能性、移民に対する厳しい制限の導入、国家による国境管理、
「ロシアを孤立させることへのフランスの反対など」」
現在ヨーロッパ全体の人口を少し上回る程度であるサハラ以南のアフリカの人口が、2100年には
ほぼ6倍になると予想される:」
「この問題の唯一の解決策は、サヘル諸国に莫大な資金と資源を投入し、経済、インフラ、教育
システムを構築することだろう。しかし、豊かな国々は誰もそのようなことを考えていないし、
資源を提供する用意もない。」
# ↑ロシアや中国などBRICS+諸国は「豊かな国々」でない?∵資源投入の意思を示している。
ペペ・エスコバル「ロシアと中国は絶好調」 2023/12/27 cf. 別の訳∈耕助のブログ
-戦争の犬が吠え、嘘をつき、盗む一方で、歩き続ける中露のキャラバン
ペペ・エスコバル「モスクワ・オン・ザ・ロック」 2023/12/23
# ↑別の和訳 ∈SCF ↓別の和訳∈SCF +要旨
ペペ・エスコバル「今こそ必要な文明の真の哲学者『アル=ファーラービー』」 2023/12/23
行先の見えない「平凡なアメリカ外交政策批判」 2023/12/21
2023年のクリスマスが中止となり「暗闇に包まれるベツレヘム」 2023/12/18
英国が「UAEによるテレグラフ社買収」を阻止しようとする背景に「ロシア恐怖症」 2023/12/16
ペペ・エスコバル「キエフはいかにして戦争をベラルーシに拡大しようとしたのか?」 2023/12/04
ペペ・エスコバル「『地獄だ!地獄だ!』-パレスチナで再び」 2023/11/29
ラウラ・ルッジェーリ「ヨーロッパ宦官連合」 2023/11/27
ペペ・エスコバル「『立ち退き通告書』は4ヶ国語で作成中」 2023/11/25
イーロン・マスクは、本当に言論の自由を守りたいのだろうか? 2023/11/23
アルゼンチンのために泣くな。それはあなたの涙を流すに値しない 2023/11/23
「分断の限界:西側諸国は過度の期待に注意すべき」 2023/11/16
ペペ・エスコバル「『膠着状態』ではない: ウクライナ戦線崩壊、再考」 2023/11/15
ペペ・エスコバル「キエフ軍事崩壊のもう一つのスナップショット: だが、まだ終わってはいない」 2023/11/12
ペペ・エスコバル「ネオコンの戦争を復活させる『ナクバ2.0』」 2023/11/01
ペペ・エスコバル「最終的な解決策への歩み寄り」 2023/10/30
ペペ・エスコバル「パレスチナの悲劇:誰にとっての利益か?」 2023/10/30
ペペ・エスコバル「覇権国家はBRICS+に対して完全なハイブリッド戦争に踏み切るだろう」 2023/06/20
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