目も開いてない、へその尾がついたままの二匹。
ずっと地面にいたから少し冷たい。
とりあえず病院連れて行こう。
実はうちには一匹猫がいる。
先住猫は保護猫で4歳、メスの花子。
花子のかかりつけの動物病院に電話して診てもらうことに。
給湯器のお湯を入れたペットボトルをタオルにくるんでダンボール箱の中に入れ、そこに二匹を入れて旦那さんが自転車で病院へ。
私は友人に保護猫ボランティア活動をされてる方に連絡をとってもらう段取りをした。
先住猫花子は、とても警戒して
子猫をくるんでいたタオルに向かってフーッと威嚇している。
子猫を触った手で触れようとしてもフーッと怒って隠れてしまった。
花子のことはおいおい紹介するが、私たち家族は花子ととても良い関係で生活していた。その関係に一瞬ヒビが入ったように感じて少し悲しくなった。
病院はすぐに診てもらえ、旦那さんはミルクの飲ませ方を教わって帰ってきた。
多分オスとメスだと思うけど、性別もハッキリしないそうで、3日後にまた見せにきてと、ミルク代のみで診察料はとられなかった。いつも、本当に親身に相談に乗ってくださる良い先生だ。
旦那さんははりきってミルクを作って飲ませてくれた。
だいたいこういう事は旦那さんがうまい。
最初に見つけた黒い方が少しだけ体も大きく、何とか上手く飲めた。
後から草むらから出てきた少し茶色方は、なかなか上手く飲めずに時間がかかったけど少しずつ飲めるようになった。
しばらくは3時間おきにミルクをあげないといけない。人間の赤ちゃんと同じだ。
20年前の出産時を思い出した。