額に入れると波打つことがあります
これを解消するために貼りパネなどに貼って入れたりするのですが
これも長期の経時変化で、粘着の浮きが発生することがあります
せっかく安く額を購入しても、貼りパネを買うとあまり意味がありません
そこで簡単なコツをお教えします
そもそも、紙は夏と冬で含水率が大きく変化します
冬だと乾燥して5%くらいの含水率になります
夏には10%を超えるほどに含水率は上がります
このような変化に対して、紙は伸びたり縮んだりします
つまり、紙は生きています
その事を無視して両面テープなどでしっかり留めるために、ピント張って
このように両面テープを貼っている方が多いように思います
しかしこれでは、伸びに対して逃げ場がなくなり波打ちの原因となります
それを解消するためには伸びと自重を利用してこのように貼ると波打ちができにくくなります
この時、下にわずかな隙間があることがポイントになります。
下の部分が額のフレームに当たったままだと逃げ場がなくなり同じく波打ちを起こしやすくなります。
これを参考にしていただき、額装に挑戦してみましょう。