十番祭り

白いわんこさん

わが家のうさぎさんですが、ずっと食欲不振が続いています
病院で点滴をしてもらい、毎日お薬をあげているのですが、
なかなか食欲が戻りません・・
少し余裕ができたら経過をアップしたいと思います
今日も病院に行ってきたのですが、ショックなことがありました
待合室から診察室が少し見えるのですが、誰もいないのに
チャックが全開の布製のキャリーバックのようなものだけが
診察台の上におかれたままでした
私の他にワンコを預けにきたおじ様が待合室にいたのですが、
（動物病院はペットホテルとしても預かってくれます）
少し長く待たされていたので、
ついつい二人で診察室のほうを見てしまいました
奥の部屋から先生が白いわんちゃんを抱いて
診察室に入ってきたのですが、もう体に力がありません
一緒にいたおじ様はその光景を見て、
「この子も首がおかしくなったときがあってね、
もう死んじゃうかと思ったんだけど、元気になったんだ。
もう高齢だから少しでも元気で長生きしてほしいんだよ。」
と言っていました
でも診察室の様子がおかしくて・・
白いわんちゃんは天国に旅立ってしまっていたのでした
飼い主さんは私達に背を向けて先生の説明をきいていらっしゃいました
先生は「よく頑張ったね」という優しい笑顔で
白いわんちゃんを愛おしそうに
何度も何度も何度も撫でていらっしゃいました
待合室で一緒だったおじ様もそれに気がついて
「ああ・・ああなってしまうと本当に嫌だなぁ・・辛いなぁ・・
でもいつかはこの子もそうなっちゃうんだよなぁ」と
絞り出すように小さな声で言っていました
その後、飼い主さんはいったん病院から出て
（車をとりにいかれたのかな・・）、
戻ってきたときは大きなバスケットを持っていました。
白いわんちゃんはそのバスケットに大事に入れられて
大好きな飼い主さんとお家に帰っていきました
切なすぎて心が苦しくなって、待合室で独りぼっちじゃなく、
おじ様とワンコちゃんがいて本当に助かりました
わが家のうーさん・・
その日が来たら私は冷静に行動することができるのでしょうか
ずっと一緒にいてずっとずっと抱きしめてあげたいです