
こんばんは、holymelodyです。
今回は私がお紅茶に興味を持つきっかけになったアフタヌーンティーのお話です。
よく見る3段トレーに乗って出てくるあれです。

アフタヌーンティーはベッドフォード公爵夫人のアンナ・マリアが始めました。
ベッドフォード公爵は友達と遊びに行くと帰りが遅くなり、夕食も遅くなることも多かったそうです。
夕食までの空腹を紛らわす為に始まったのが、このアフタヌーンティー。
社交的なアンナ・マリアはゲストと共にお茶の時間を楽しむようになり、
貴族の女性たちの間でお茶の時間が社交の場として定着していきました。
あの3段トレー、スリーティアーズと言うんですが、
実は食べる順番が決まっているのはご存知でしょうか?
1番下からトップへと順に食べ進めます。
だいたい1番下にサンドイッチ、真ん中にスコーン、トップにスイーツが乗せられていることが多いと思います。
社交の場であったお茶の時間。
お喋りの妨げにならないよう片手でパクッと一口で食べれるよう小さいサイズのものが乗せられます。
トップのスイーツに目を奪われて手を伸ばしてしまいがちですが
1番下から食べるのがマナーです。
そしてマナーも大事ですが、お茶の時間を楽しむということも大切なことです
アフタヌーンティーに欠かせない食べ物の1つにキューカンバーサンド(キュウリのサンドイッチ)がありました。
キュウリのサンドイッチなんて質素と思われそうですが、
ヴィクトリア朝時代、キュウリは高級食材でした。
貴族の間では好んで食べられたようです。
コロナやなんやでなかなか行けないアフタヌーンティー。
行けないとなると余計に想いは募ります。
いっそスリーティアーズを買って自分で家でアフタヌーンティーをやってみようか…
読んでくださり、ありがとうございました。
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