今こころのままに~よさこい館

よさこい祭り関連のみのブログにしました。

2007年 高知よさこい祭り 番外編Mr.トリデ氏レポ№5

2007年11月20日 | よさこいレポート番外編
(ここで、ちょっと順番が前後しますが、ご勘弁を……)

ふと気が付くと、「ほにや」より先に、見覚えのある編笠に浴衣姿のチームが演舞していた。

『「高知シニア」だ 

私が気付いた時は既に通り過ぎていたが、急いでビデオカメラのズームをアップして後ろから演舞を撮影した。

以前、waniさんのホームページ『よっちょれ・ねっと』の掲示板で、「高知シニアは廃止になった」との書き込みを見かけたが、今年復活したということだろうか。ともかく、思いがけないサプライズに、私は嬉しくなった。


「高知シニア」は私が予想していたとおり、正調の「よさこい鳴子踊りの曲」に合わせて踊っていた。









しかしながら、

『ん 違う………』

私がこれまで「正調」のよさこい鳴子踊りと認識していた高知市役所チームの踊りとは、振りが若干異なっていたのだ。

 むむむ 

「たかが正調 されど正調」、よさこいは正調一つ取っても奥が深いものだと思った。


「ほにや」に続いてやって来たのは、「國士舞双」だった。







昨年まで「十人十彩」に所属していたM氏が新しく立ち上げたチームということで、『見ることが出来ればいいな』とは思っていたが、いきなりこの梅ノ辻で目にすることが出来るとは……
 正直ついていると思った(ゆみたかさんからのメールにもあった)。


衣装は、白地に首周りから肩口にかけて黒で大きく描かれた紋様(名称や由来は、残念ながら不明)が印象的なものだった。






また、纏は第52回よさこい祭りの「十人十彩」を思い出させる、細長い提灯を先に取り付けたもので、M氏も提灯を2つ付けた纏を持って隊列に加わっていた。


そんな「國士舞双」は予想どおり、よさこい鳴子踊りの曲を大胆にアレンジした曲に合わせて、ダイナミックな踊りを披露していた。


続いてやって来たのは「おきゃく屋」。






第50回よさこい祭りに初参加した様子をNHKの放送で見て以来、演舞を見た事が無かったので、 これもぜひ見たかったチームであった。


初参加の時は踊り子の衣装がバラバラだったのに対し、今年は2種類の衣装で、それぞれ「鎌・輪・ぬ(かまわぬ)」の紋様があしらわれていた。

※ 余談ですが、私はこの紋様を初めて知りました!

そこで、自分が撮ってきた写真を改めて見ると確かに紋様が!!・・・


参照写真☆彡





そんな「おきゃく屋」チームは、楽曲も「酒に溺れてかまわぬかまわぬ銭が無くてもかまわぬかまわぬ」といった感じで、宴会の楽しさが見ているこちらにも伝わってくるようなチームカラーは健在だった。


さて、スタート地点の近くで止まっていた数台の地方車をデジカメで撮っていると、水色地に格子模様、そして袖には朝顔をあしらった衣装を着た踊り子達を見かけた。

  「とらっく」だ

  キタ━━(゜∀゜)━━!!!! 
  









ここ梅ノ辻で、私が注目していたチームの一つである「とらっく」をも見ることができるとは本当についていると思った。





残念ながら、「ほにや」と違い、「とらっく」の踊り子の中でネット上でお知り合いになった方はいらっしゃらないので、誰にも声をかけることができなかった。

「とらっく」の地方車も、衣装に合わせた装飾が施された素晴らしい出来映えだった。

この地方車を手がけ、「“とらっく”うら裏HP」の管理人でもいらっしゃる「だし屋のやっさん」に挨拶したいと思って地方車の周辺を探したが、お顔を存じ上げていなかった為見つけることはできなかった

また、「とらっく」の代表らしき方が地方車の側にいらっしゃるのを見かけたが、面識の無い方故、やはり声をかけることはできなかった



姫路のチームがスタートした後、地方車の上で特大扇子が揺らめき、いよいよ「とらっく」チームの演舞が始まった


大勢の踊り子がノリの良い楽曲に合わせて隊列も整然と踊り進んでいく様は、やはり壮観だった。

そして昨年同様、女性のパンチの効いた歌声による「よさこい節」が小気味良かった。

ただ、鼓膜に音が突き刺さるような感覚がしたのはきつかった。

福井のよさこい系統の祭りで大音量には慣れていた筈だし、「ほにや」などのチームではそんな感覚はしなかったのだが……。

先頭の踊り子達の耳は何ともないのか、気になった。



このまま梅ノ辻にいても良かったのだが、欲張りな私は他の会場の様子も見たかったし、他の有名どころのチームもまだまだいっぱい見ておきたかった。


それで、「とらっく」のしんがりにいた旗振りが私の眼前を通り過ぎたのをきっかけとして録画を止め、次の会場へ移動することにした


とはいえ、ただ立ち去るのは悪いような気がして、会場のあちこちに売り場があった高知名物「アイスクリン」を買うことにした。


「アイスクリン」はソフトクリームのコーンにシャーベットをのっけたようなもので(私が購入したのはオレンジ色のもの)、これまで味わったことの無い不思議な味がしたが……正直言うと……

『やっぱり、かき氷の方が…』 


今度高知に行った時は、「焼きなすのアイスクリーム」にチャレンジしてみたいと思う(笑)。



会場の終点近くでは、うわさの「地方車揺らし」も目撃できた


「とらっく」の地方車が左右にユッサユッサと揺れ動いている様をこの目で見ることができて、『高知へ来て、良かった…』と心の底から思いつつ、私は梅ノ辻停留所へ向かったのだった。



*その6「菜園場競演場」に続く


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3 コメント

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アイスクリン私は大好きよ (やまももおばさん♪)
2007-11-21 17:38:19
リポートを新鮮に感じながら読んでます♪私たちには当たり前のよさこいをいろんな角度で見られてるから..しかもやっぱり高知の人より良く知ってる

今度は一緒に観たいね
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とらっく (キラ)
2007-11-21 17:51:08
どうもお初です。裏とらっくにたまにかきこしてる者です。まぁとらっくファンです。
とらっくはほんとうにいいですね。あのリズムとあの衣装。地方車もかっこええゎで最高ぜよ!
龍馬祭のときも見にいってました。
見ましたか?ではでは。
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Unknown (ゆみたか)
2007-11-23 13:39:22
やまももおばさま

高知を感じる食べ物⇒アイスクリン

よさこいを見るために長い道中、車で走って来て、高速を降りて電車通りに入ったり、中央公園が見えたり、追手筋の中央の巨木を見たりするとどんどん興奮が高まり「またここに帰ってきたんだぁ~」みたいな感動が毎年あります


キラさま

はじめまして
カキコありがとうございます。
とらっくのファンの方ですね
本当にとらっくいいですよね
とらっくを見ていると、知らず知らずに笑みがこぼれ、体が揺れています
楽しくてわくわくするチームです
スパよさの「元氣賞」も納得です
ちなみに鼻緒の鈴が可愛くて大好きです
龍馬祭は見にいけませんでした
キラさんは高知の方なのですか
高知の方は、しょっちゅういろんな場所でよさこい踊りを見れるから羨ましいです
また、よろしければ遊びに来てくださいね
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