吉田拓郎＆かぐや姫Concert in つま恋2006 №１

前日は「いちむじん」のライブで感動し、翌日は伝説のライブでした。

１９７５年８月２～３日に静岡県掛川市・つま恋多目的広場に、なんと５万人の観客を
集めて行われた伝説のオールナイト・コンサート

「吉田拓郎・かぐや姫　コンサート　イン　つま恋」


その伝説のライブが今年開催されたのです。


去年、その情報をゲットしついにチケットを手に入れました。



かぐや姫との出会い


といっても、私くし、３１年前と言えばランドセルを背負った可愛らしい子供だったわけで
当時の吉田拓郎やかぐや姫など知る由もなく、天地真理のファンでした。

せっせとお小遣いをためて真理ちゃんのドーナツ盤を買っていたものでした。


中学に入り、２年生の頃だったでしょうか・・・。


文化祭で「フォークソング部」が体育館のステージで歌っていた歌を聴いて
カルチャーショックを受けたのが

「あの人の手紙」　ｂｙ　かぐや姫

　　　　　　　と

「なごり雪」　ｂｙ　イルカ（正やんが作っていたことなぞ知らなかった）


この２曲の深い深い歌詞に感銘を受け「あの人の手紙」でのギター演奏に軽いめまい

を起こすほど（うそ）ショックを受けました。


「あの人の手紙」のオチは恥ずかしながらだいぶ後で知りました。

あぁぁ、そういう意味だったんだ・・。

なんて悲しい歌詞なの。なんでこんな歌詞を書けるの？すごい！！


「なごり雪」なんて、情景を思い浮かべると涙が出ますよ。

「動き始めた汽車の窓に顔をつけて、君は何か言おうとしている。

君の唇がさようならと動くことが、怖くて下を向いてた。」


とか・・・


「今、春が来て君は綺麗になった、去年よりずっと綺麗になった。」


とか・・・


まぁ、なんでこんな詩を書けるんだろうか。

まだ二十歳前後の若者がこんな詩を書くなんて、天才です。

正やんの曲は、ただ者ではない感じがするし（センス抜群）詩も素晴らしいの。



で・・・・・・。


早速、文化祭で見てから我が家では私の「フォークギター買ってくれ」攻撃が始まりました。


私の攻撃にうんざりした父は、とうとうその年のクリスマスにフォークギターを買ってくれました。


真理ちゃんから卒業し、かぐや姫のレコードを買いあさる日々が始まりました。


・・・とレコードに入っている説明書などを読んでいると、かぐや姫はすでに

解散しているという事を知ったのです・・・・・・・。


えぇぇぇ・・この人たちを生ではもう見られないの　


いやぁ・・・ショックでしたね。


私の中でのかぐや姫は、フォークソング部の大塚先輩じゃないっすか・・・。
（ぱるちゃん、ウケてますか？）


当時の同級生はピンクレディーや御三家（郷ひろみ・西条秀樹・野口五郎）に
ピンクの声援を飛ばしてきゃーきゃー言っておりました横で

「こうせつぅぅぅ～っっ」と叫んでいる私を、友達は不気味そうに見てました。


そして、解散後初めてのかぐや姫再結成のコンサートが横浜スタジアム。

ここで初めて生のかぐや姫に会えたのです・・・。

といっても、姿は米粒でしたけどね。それでも感動しましたね。


その後は、こうせつのアルバムを集めるようになりラジオを聞いてました。

深夜やっていたオールナイトニッポンで、こうせつおいちゃんのＤＪぶりは

ハマったなぁ・・・。

本当に話が上手いんですよ。

たしか、こうせつは３時からの部だったので寝ないで起きているのがつらかった覚えたあります。


あ～、かなり話が脱線しましたね。

年寄りなもんで、昔の事が鮮明に出て来るんですよ。許してやってね。


続く・・・・・・・。