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7/18(土)ユートリアで行われた「こども一芸ひろば」で、ワークショップを開きました。
今年は『葉脈しおりをつくろう』です。60人の小学生以下の子どもたちがきてくれました。ちなみに去年は『輝く結晶!』でした。
あらかじめ薬品で処理しておいたヒイラギモクセイの葉を歯ブラシでトントンたたいて、葉肉を落としてパウチしました。最後にリボンをつけてペンダント風に仕上げました。
薬品処理の仕方を紹介します。小学生のみなさん、夏休みの宿題の参考にしてください、
10%水酸化(すいさんか)ナトリウム水溶液(すいようえき)をつくります。
水酸化ナトリウムは苛性(かせい)ソーダともいいます。
薬局で買えますが、とても危険なので、おうちの人とやりましょう。
今回は80枚の葉を煮たので水酸化ナトリウム100gと水900g(900ml)を用意しました。
1~2枚でしたら、水酸化ナトリウム10gと水90gでじゅうぶんです。
水にとかすときは、あつくなるので気をつけましょう。(砂糖などはとかすと 冷たくなります。氷砂糖は口の中でヒヤッとしますよね)
かたい葉を水酸化ナトリウム水溶液でにます。
今回はヒイラギモクセイの葉を使いました。
ツバキやキンモクセイ・ヒイラギ・ヒイラギナンテンなどでもできます。
にる時間はおよそ15分~20分です。葉の色が黒っぽくなったら大丈夫です。
にた葉は、大量の水でよくあらいましょう。
少しの水の中で、歯ブラシでやさしくたたきます。こすると葉脈がこわれてしまうので、気をつけけましょう。
葉脈だけになったら、アイロンでよくかわかしましょう。
自然にかわかしてもいいですが、水分が残っているとパウチがうまくいきません。
しっかりかわかしたら、パウチしてください。
パウチがないときは、画用紙などの上に大きめの透明テープではりつけましょう。
葉脈にペンで色をつけるとオリジナルのきれいなしおりになります。
来年も参加しますので、また来て下さい!