一反百姓「じねん道」【百姓の100章】『農的ワークライフバランス』実践と研究日記@斎藤博嗣&裕子*4人家族(夫婦子供2)

2005年、東京から茨城県阿見町の農村へ夫婦で移住し新規就農。
こども百姓「じねん童」2人と家庭自給生活を自学自習中

じねん道の夏休み宿題:百姓力=生きる自給率1%Upその①「つるべ井戸の復元」@温暖化と異常気象がもたらす地下水の枯渇

2016年08月16日 | こども百姓「じねん童」

東京から茨城へ引っ越す前、
骨董市(門前仲町、目黒不動尊、新井薬師、東郷神社などなど)で
値切りながら買い集めた「古民具」や「農民具」たち。。
その中の一つ「滑車」を取り付けました。
 

何の滑車かと言うと水を汲み上げるための
「つるべ井戸」。


なぜなら、
地下水が低下しているから。


東京から茨城に引っ越して11年。。

これほど地下水位が下がったのは初めて。
普通なら、冬が一番水位が下がると思うのですが、
茨城地方はここ1ヵ月位雨がまとまって降らないことが原因か?

それに伴い、30年以上使用してきたと思われる浅井戸用ポンプが
水を汲み上げようとすると同時に
地底に溜まっている泥や砂が詰まってしまい、
水を吸い上げなくなり、使用不可能に。。


    


ここで試されるのが
「百姓力=生きる自給率1%Up」
 

浅井戸の本来の使用の仕方?滑車で汲み上げる「つるべ井戸」にしてみたり、
ハシゴを縄ロープで3脚つないで8メートル下の井戸の底に入ってみたり、
ホームセンターやポンプのメーカーに勉強しに行ったり、
2週間かけて、
命と生活の源「水」と向き合いました。



地下水位を測る、地盤の構成、ロープの素材、長さ、滑車の力学、
身体の使い方…地理、物理から身体論体育まで、まさに
「Agriculutural Active Learning(AAL)
アグリカルチャラル・アクティブ・ラーニング」
(問題解決型の学習“農”力)※Jinendoの造語



こども百姓「じねん童」いろは&ふうかにとっても、本当に
「生きることに直結した」夏休みの宿題となった
ことと思います。

 

本当に他人事ではありませんよ!
水のこと、地球のこと!!










使い古された言葉としてではなく、
普遍的な古典の言葉として
Think Global,Local Adct!!

「百姓力=生きる自給率1%Upをはじめよう!

 




こども百姓「じねん童」いろはの
“学校に提出する”夏休みの宿題「立体作品」には、
新たに『つるべ井戸』が加わったようです。。 
 


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