一反百姓「じねん道」【百姓の100章】『農的ワークライフバランス』実践と研究日記@斎藤博嗣&裕子*4人家族(夫婦子供2)

2005年、東京から茨城県阿見町の農村へ夫婦で移住し新規就農。
こども百姓「じねん童」2人と家庭自給生活を自学自習中

アースデー22日「種まき大作戦ステージ」にて、ちょこっとトーク

2012年04月30日 | 一反百姓「じねん道」斎藤ひろつぐ&ゆうこ



相変わらず、デジカメ等カメラを持っていないので、写真を撮った方のをUpします。
http://kuromorianno.blog.so-net.ne.jp/2012-04-22-1

少し珍しく人前でしゃべりました。
一緒にお話した鴨川の林良樹さんがブログでちょこっと書いているので、
抜粋させて頂きます。。。

アースデイ東京2012レポート
http://awanoniji.wordpress.com/2012/04/30/%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%87%E3%82%A4%E6%9D%B1%E4%BA%AC%EF%BC%92%EF%BC%90%EF%BC%91%EF%BC%92%E3%83%AC%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%88/

最後のトークは夕方、茨城県阿見町で福岡正信氏の自然農法を実践する「一反百姓 じねん堂」のトラちゃんと千葉県神崎町へ移住した「発酵古民家と~じ舎」の神澤さんとお話しした。
茨城県や千葉県北部は、放射能汚染の高いホットスポットもあり、トラちゃんも神澤さんも他の土地への移住を真剣に考えたそうだ。しかし、トラちゃんは阿見町の土地に根を降ろし自然農法を実践し続け、さらに地域住民との関係を築き上げてきたそのつながりを全て断ち切ることは出来ないと判断したそうだ。
神澤さんも、造り酒屋の寺田本家とお蔵フェスタを開催して来た神崎町との「縁」を捨てて他の土地へ移住する未来はあり得ないと判断したそうだ。
お互い随分悩んだそうだが、「ご縁のある土地」に生きることを決断した。
もちろん西へ移住した人をせめているのではなく、それぞれの選択で良いのだ。人は自分の信じる「世界」を生きているのだから、自分の見ている「世界」は、自分にしか見えず、同じ場所、同じ時代に生きていても意識が異なれば他人には見えない。
スピリテュアルな視点からみれば、人は自分の信念「世界」を生きているだけなのだ。その人が「今、ここ」に「いる」ことが幸せであると「意識」すれば、そこがその人の生きるための素晴らしい「世界」になるのだ。
「世界」とは、こころの投影なのだから。この世は、自分のこころが写し出された現象なのだ。
トージバのなべちゃんも宮崎県串間市へ移住し「森と海のあいだのトージバ」を始め、神澤さんも千葉県神崎町へ移住し「発酵古民家と~じ舎」を始めた。
鎌田さんは伊賀で「千年の村づくり」を始め、その他にも311を機に多くの30~40代が地方へ移住し、拠点づくりを始めている。
明治には約7万の村があったというが、それが日本という国の形であった。しかし、この100年間で人口のほとんど多くは都市に集中し、現在村の数は約半分に減り、地方の農山漁村にはお年寄りしかいなくなってしまった。
だが、311を機に人口の逆流現象が起こり、若者たちは都市から田舎へエクソダスし始めたのだ。
そこで地域と関係性を築き、あらたな都市脱出者を受け入れ、新しい地域を地元の方と共に創り上げていくだろう。
311が起きた2011年とは、日本のローカリゼーション元年になるだろう。
そして、そのネットワークが日本中でつながりウエーブを起こすだろう。
それが21世紀型地球市民革命だ。
21世紀型地球市民革命にはリーダーがいない。60年代のゲバラのようなカリスマ的リーダーが革命運動を引っ張るのではなく、一人ひとりがリーダーなのだ。インターネットでネットワークした市民は大きな輪となり、権力や支配者層のコントロールからしなやかに立ち向かい、新しい仕組みを水面下で創り上げていく。トランジッションタウン、エコヴィレッジ、ローカリゼーション、半農半X、地元学、地域通貨、フリー・エコノミー・コミュニティ等々、それぞれの地域で、小さいけれどすでにたくさんの持続可能な取り組みが始められている。そしてその地域がつながり、広がり、そのネットワークは国を超え、人種を越え、宗教を越え、やがて全世界を覆って行く。それがインターネット時代の21世紀型地球市民革命だ。
地球温暖化、オイルピーク、アラブの春、ジャスミン革命、ヨーロッパの金融危機、99%のオキュパイ運動、311福島原発事故・・・今、僕らは人類史上始まって以来の大変革期に生きている。
地球上の市民が一斉に同じ方向へ向かって歩みだしたのだ。

今、ここから動こう。


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