一反百姓「じねん道」【百姓の100章】『農的ワークライフバランス』実践と研究日記@斎藤博嗣&裕子*4人家族(夫婦子供2)

2005年、東京から茨城の農村へ夫婦で移住し新規就農。
こども百姓「じねん童」2人と共に、家庭自給生活を自学自習中

実る穂に、デジカメは必要か?否か?

2007年11月29日 | 「ふうてんファーマー通信」じねん道以外のお知らせ

実る穂に
頭を垂れられ
こちらこそ
ありがとう。

最後の稲刈りをしました。
え、今頃!
「旧暦(陰暦)」にのっとり、
手を少ししかかさないで、
「ムーニック」で栽培し、
「完熟」を待つと、
長晩成種の「緑米」は、
どしてもこの時期になってしまいます。


霜まで降りてしまって、
長らくお待たせしてしまった、
お米の穂に「ありがとう」と
頭を下げずにはいられない気持ちです。

こちらの緑米は、
天日干し
千歯コキで
脱穀手動で
籾摺り
ようやく「フィンセント・ファン・五ッ穂」の一員(一穂)として合流し、
お客様の元へ販売となります。
来年は「暮らっシック」採取のため、
こぼれ種も少し残したので、落ちた穂がいつ頃、発芽し、
穂を実らせてくれるのか?
本来の「緑米」の持つ
野生の「姿」を見るのも楽しみです。

□編集後記
子供が産まれたのを機に
「デジカメを買おう」論争が勃発。
「デジカメがあれば、ブログにも写真が載せられるし、
何よりも赤ちゃんはかわいい!
将来見せてあげたいしね。」
2人で「デジカメは必要か否か」で
「暮らし向上委員会」を開きました。
活発な議論?の元、
「赤ちゃんは記録(写す)モノではなく、
一緒に遊ぶモノだ」という結論。
デジカメ購入は「却下」されました。
病院の看護婦さんに撮ってもらったり、
実家の母親が来た時に借りたり、
この際、赤ちゃん共々田畑の様子等撮りまくりました(笑)
その模様はブログに少しずつUpしたいと思います。

※なのでブログの「緑米」の様子は、 10月下旬のものです。


「実るほど 頭を垂れる 稲穂かな」
と呼んだ詩人(詠み人知らずなのが素敵)のような気持ちは
記録(写す)ことに集中していては出来ない。
「感じ入る」
少なくても私たちは不器用だから、
写真を撮りながら
自然という名の風景を
同時に感じ入ることは出来ないなー。
「晩秋」に散る色とりどりの葉を
心に留めて、深く感じ入りたい。


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