一反百姓「じねん道」【百姓の100章】『農的ワークライフバランス』実践と研究日記@斎藤博嗣&裕子*4人家族(夫婦子供2)

2005年、東京から茨城の農村へ夫婦で移住し新規就農。
こども百姓「じねん童」2人と共に、家庭自給生活を自学自習中

07年12月6日第1回「野良り暮らり座敷」参加者・感想文

2008年02月12日 | 一反百姓「じねん道」斎藤ひろつぐ&ゆうこ

2007年12月6日(木) 晴れ
第1回 地給地足ワークショップ「野良り暮らり座敷」

 とは?

■参加人数
大人4名+子供1名、欠席1名

■ワークショップ内容 
( )内は感想文より
●午前
裏の神社参り
焚き木&落ち葉拾い
焚き火&焼き芋(甘かった・・・)
しいたけ&なめこ&ひらたけ採り(大きくてビックリしました!)
●昼食
各自持ち寄りお弁当
野草茶
野菜&きのこの味噌汁<麦&米麹>
●午後
畑見学×3カ所
トウモロコシ&大根&かぼちゃ収穫(畑のめぐみ・・・を実感しました)


■参加者の感想文

●佐保子さん&龍一くん
 先日は、お忙しい中お邪魔してしまったのに、心温まるおもてんしをいただき、誠にありがとうございました。前回お伺いした時もそうでしたが、斎藤さんの所に伺うと、体が楽になる、というか呼吸が楽になるような、そんな感覚を覚えます。いただいた野菜やお茶、焼いも・・・も、周囲の森とつながっている、そんな気分でいただきました。龍一も焼き芋を「森の味がする」と言っていました。印象深かったのは、龍一が長い枯枝を見つけ、得意気に振りまわしていた時、思わず「危ないからダメ!」と言ってしまった後、「あ、でもこの森の中なら誰の迷惑にもならず、のびのび遊ばせていいのかも!」と気づいた事です。龍ちゃんも近所の公園や保育園ではできないけど、本当はこんな風に遊びたいんだろうな・・・と。ついつい口出してしまった自分にちょっと反省・・・しました。ルナスリングさんに話したら、とっても行きたがっていました。お忙しいと存じますが、ぜひ機会があればご紹介させて下さい!寒くなってきました。いろはちゃんともどもお元気でお過ごし下さい。本当にありがとうございました。

http://www.lunasling.com/
産まれたての赤ちゃんからずっと使えるおしゃれな抱っこひも「スリング」のお店。軽くて便利で赤ちゃんはスヤスヤ…。
※斎藤より
彩葉ちゃんの出産祝いに頂きありがとうございました。とっても、重宝しています。「スリングの原型はアメリカ大陸や中央アジア、アフリカなど世界各地に見られる」そうですね。リングもなしで、日本の風呂敷のように考え尽くされたものはシンプルです!茨城ではまだまだ珍しいらしく、「そんなんで赤ちゃん苦しくないの?」とおんぶ世代(大先輩方)のおばさん&おちゃあちゃんに、よく聞かれますが(笑)、彩葉ちゃんはスヤスヤ・・・です。

●ふみ子さん
  12月とは思えぬ暖かい日差しに胸おどるおもいで畑を訪れました。スリングの中ですやすやと気持よさそうな彩葉ちゃんにごあいさつをしてから椎茸、なめこ、くりたけ採りに森に入りました。ガサガサと枯葉をふみながら落葉の下から大きななめこを見つけた時のうれしかったこと。椎茸の大きさと厚さにもびっくりです。野菜たっぷりの味噌汁は、庭先の空気と共に味わい深いものでした。木の香りのする焼き芋も絶品。絶対に都会で味わえないものばかりでした。畑の作物の種類の多さにもびっくり。訪ねる度に斎藤さん御一家と畑から元気をもらっていて感謝、感謝です。ありがとうございました。彩葉ちゃんの健やかな成長を祈りつつ。


●宗雄さん
  お昼をはさんでの楽しい一日でした。快晴で暖かい日だったので、ずっとゆっくりしたいと思いました。両親、姉、おいっ子も一緒でしたが、共通して何か確かなものを感じて帰ります。彩葉ちゃんの間違いなく健やかな成長が楽しみです。畑は総括深長のところが特によい感じがしました。放ったらかされて、林に囲まれているのがいいのでしょう。常磐線で上野に着くと下界に戻った感じがしました。自分がスイッチを入れるのももう間もないかと思います。またよろしくです。

●道介さん
  12月6日はお天気もよく、産まれてまだ1ヶ月と2週間にしかならない彩葉ちゃんを中心にした斎藤家とそのまわりの景色を見ていると、胸がほかほかしてきました。樹木や草花だけなら、私の家(東京・杉並)の近くの善福寺川公園でも見ている筈ですが、(植栽が入っているせいか?)このようにほかほかした気分にはなれません。農作に対する関心は明らかに高まっていると感じます。なぜ高まっているかといえば、日本の都会の生活がおかしいことに多くの人が気づいていて、なんらかのかたちで農作にかかわっていく方向にしか解決の道がないことを予感しているからでしょう。 しかし、農作を業とする農村がまともなのかといえば、そうではなく、野菜の値段が安いため農家をやめていく人が多いのは皮肉なことです。 また、今や日本の農村は車道と畦道のみあって歩道がありません。車道を走る車のスピードは都会より、10キロか20キロは速いので、私などは一種の恐怖感を覚えます。農村の老人たちはどうしているのでしょう。

             ▼△▼△▼風来書房「フィガロ舎」より▼△▼△▼    

                      ワークショップに参加して頂いた「(松本)道介さん」の著書を紹介


反学問のすすめ 視点 2 
二十世紀の名ヴァイオリニスト ヨーアヒム ハルナトック、Joachim Hartnack    
 素朴なる疑問―私の脱哲学・脱西洋 (季刊文科コレクション)  ←「フィガロ舎」蔵(非売品)
 午睡のあとで ←「フィガロ舎」蔵(非売品)

他多著は、こちらで

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=編集後記=
「生きる自給率」の向上を趣旨とする、
地足地給ワークショップ「野良り暮らり座敷」では、
「学問の自給率」向上は、
大きな「種(ネタ)」です。
松本ファミリーの皆様のお話や著書は、
いつも大変勉強になります。
今後ともよろしくお願いします。


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