斎藤博嗣(じねん道/連絡会/SFFNJ)も発言▶報告5月24日(金)「世界を変える小農と共に考える~これからの日本と食と農のあり方を問う」主催: 国連小農宣言・家族農業10年連絡会@衆議員第二議員会館
呼びかけよりも「実践(地球市民皆農)」が大切だと思いつつ。。
じねん道・斎藤博嗣も呼びかけ人の
「国連小農宣言・家族農業10年連絡会」主催の院内集会、
第2回目(第1回目報告はコチラ)
で発言してきました。
↓以下、発言内容と写真報告。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
私は前回の院内集会で、登壇とディスカッションにも参加した。
前回時間切れで今度にしましょうということになった、SDGsのコンテクストで質問する。
SDGsアジェンダでは、「誰一人置き去りにしない-No one will be left behind」を理念としている。ビア・カンペシーナは「私たち抜きに私たちのことを語るな」というスローガンで自らのアイデンティティーとして、農民の直接参加や自己決定権を主張している。私は、3月末に、スペインのバスク地方ビルバオ市で開催された、「家族農業の10年」アジェンダ策定の準備イベント、第6回世界家族農業会議に日本からは小規模・家族農業ネットワーク・ジャパン(SFFNJ)が招待を受け、私は農民代表で参加した。
「家族農業生産者の生活向上のための10年」が共通テーマ。
会議でもNo Farmer No Food No future 食の前に農が、農民がなければ、食も未来もないと、何度も登壇者や参加者からは語られた。
この「農の主権」「耕作し続ける権利」に関して、土地の所有権に留まらず、農をめぐる環境を守る権利、例えば、住環境や適正な収入を得られるような生活など。誰一人取り残さないというSDGsのゴールに対して、キーアクターとして家族農業は認知されており、主権者は農民や農村に住む住民。小農の権利宣言は日本においても整合性があり、持続可能な社会を実現するための重要な指針として、政策に反映されるべきだと思うが、いかがか。
以上、斎藤博嗣(じねん道/連絡会/SFFNJ)の発言
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
▲小川明穂さん(外務省)、田中優輝さん(外務省)、柚木芳雄さん(農林水産省)、御村吉伸さん(農林水産省)、 田端朗子さん(農林水産省)
▼マイナビ農業さんの記事でも院内集会の様子が!
『いま、世界で「小さな農業」が見直されているわけ』https://agri.mynavi.jp/2019_07_02_77546/
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
5/24 院内集会
「世界を変える小農と共に考える~これからの日本と食と農のあり方を問う」
詳細→http://unpesantsrights.blog.fc2.com/blog-entry-8.html
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
昨年末に国連総会で「小農と農村で働く人びとの権利に関する国連宣言」が採択されました。
また、今年から「国連 家族農業の10年」が始まります。
このたび、こうした世界的な流れに重要な役割を果たしてきた世界最大の小農運動「ビア・カンペシーナ」のリーダーをお招きし、世界の動向や国連宣言等の意義を紹介いただきます。
また、日本の農家から現在直面している課題を問題提起してもらいます。
日本政府(農林水産省・外務省(調整中))も参加し、コメントをいただくなどしながら意見交換をします。
これらを受けて、今後の日本の食と農の未来を参加者とともに話し合えればと思います。
農民や農民団体、政府だけではなく、市民、研究者、学生など、あらゆる分野、世代の方々にお集まりいただき、議論することから始めたいと思います。
ぜひご参加ください。
■日時:2019年5月24日(金)17時ー19時半
*議員会館ロビーでの集合時間:16時半ー16時45分
*入館証が必要です。直接会場に行けませんのでご注意下さい。
■場所:衆議院第二議員会館 第一会議室
(東京都千代田区永田町2-1-2 )
■アクセス
1.永田町(4分) 2.国会議事堂前(7分)
http://bb-building.net/tokyo/deta/457.html
■言語:日本語・英語(逐語通訳付き)
■参加費(資料代):500円
■お申込み:5月24日(金)正午までに下記のサイトにご記入の上、
直接会場にお越し下さい。
https://ssl.form-mailer.jp/fms/b31da8a4620264
■主催:
国連小農宣言・家族農業10年連絡会
http://unpesantsrights.blog.fc2.com/
■式次第:
1)国連等での小農・家族農業への注目の意義ー国連小農権利宣言の採択を受けて
・ヘンリー・トーマス・シマルマタ(ビア・カンペシーナ/インドネシア農民組合、小農宣言チームメンバー)
・キム・ジョンヨル(ビア・カンペシーナ国際調整委員 韓国女性農民会)
・アグス・ルリ・アルディアンスヤ(ビア・カンペシーナ/インドネシア農民組合事務局長)
2)日本政府からのコメント・農林水産省・外務省(調整中)
3)日本の小農・家族農業の現状と課題の紹介・日本の農家
・松平尚也(AMネット/耕し歌ふぁーむ/京都大学大学院)、他調整中
4)オープン・ディスカッション&質疑など
・ファシリテーター:池上甲一(近畿大学名誉教授)
*詳細が決まり次第、連絡会のサイト
http://unpesantsrights.blog.fc2.com/ で順次紹介していきます。
*2月のイベント詳細は動画等ご参照ください
http://unpesantsrights.blog.fc2.com/blog-entry-7.html
===============================
■お問い合わせ・連絡先:
国連小農宣言・家族農業10年連絡会
メールアドレス:peasantsrightsj@gmail.com
*取材などのお問い合わせは、
日本国際ボランティアセンター(http://www.ngo-jvc.net)渡辺
(TEL:03-3834-2388)までお願いいたします。
===============================
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/3f/0c75cb5ef0fd0737b19a90cbda972baf.jpg)