2015年2月21日(土)の阿見町での
君原小学校の「未来への手紙」交流会や
本郷ふれあいセンター「コンサート 詩と歌の世界」の模様を、
加藤登紀子さん自身がホームページやブログ等でコメントしています。
茨城県の阿見町のコンサート、そして南相馬のゆめはっとホールでのコンサート、共に熱い思いの溢れる大事なコンサートになりました。
加藤登紀子50周年コンサートは、それぞれの街に込められた思いにしっかり答えること、を目指し、プログラムを練り上げて取り組んでいますが、この二日間はその大きな山の一つでした。阿見町は2003年の2月、夫が他界した後の鴨川自然王国を訪ねてくれた若者、斎藤博嗣が新しい農業と田舎暮らしを目指して移り住んだ街。
人口4万人のこの街を、音楽推進の町にしようと、町の肝いりでコンサートを企画してくださいました。
朝10時頃から並んだお客さんもいらして、その熱気は凄いものでした。
ウルウル、ワクワクが抑えきれない場内の空気がビンビン伝わってきました。
この町は、私の歌っている「君が生まれたあの日」にちなんで始まった「未来への手紙」プロジェクトに参加していて母子手帳の配布の時に手紙を呼びかけて募集しています。
この日も地元の君原小学校で、子供たちに向けて書いた手紙を、お父さんやお母さんが朗読する授業に参加しました。
多分普通は、子供たちが朗読するのを親達が聞く授業参観ということになるのですが、この日は子供たちが親の生の朗読を聞く、という特別の時間。
子供たちが集中して聞いている姿に感激しました。
中には泣きそうになってる子供もいて、こういう事がもっと広がればいいな、と思いました。