さて、7日目。
最終日です。
今日は小樽まで戻って無事に船に乗ることがミッションです。
移動日なので観光もなしです。
しかし素晴らしい日々でした。
その思い出を胸に小樽へ向かうことにいたしましょう。
今は十勝の清水町にいます。
これからR274で日勝峠の方へ走っていきましょう。
十勝川左岸に広がる畑作地帯と奥には日高山脈が見えるはずが曇ってますね。
高速道路で移動すると早く着きすぎるので、
下道でのんびり北海道の景色を惜しみながら移動したいと思います。
絶景のはずの日勝峠は霧で真っ白でした。
前の車が少し離れると見えなくなってしまうほど、ミルクを溶かしたような空気でした。
やっと霧が晴れたところでこんな看板。
ちょっと寄ってく?
どんな道なんでしょうね~
ワクワクします。
ゲートクローズ!
あーあ。
これは関西では見たことがないです。
北海道の皆さんは冬場はスノーモービルで林道を走って遊ぶんですか?
滅茶苦茶面白そうじゃないですか。
しかし、関西でのオフローダーのような扱いを受けてますね、この看板を見る限り。
セイコーマート発見。
アサメシオンザミラーです。
ここで地元のライダーさんに声をかけてもらいました。
隼にお乗りで全身革で決めておられましたねー。
札幌の方だそうです。
どこへ行くのか聞かれたので、
今夜のフェリーで関西に帰るけど、時間があるので、
支笏湖経由で羊蹄山をみて、積丹半島を周遊して小樽に入ろうと思ってると話すと、
いいルートですねと褒めてくださいました。
積丹半島の美味しい寿司屋と、支笏湖あたりのいい道を教えてくださいました。
本当に道民って優しいんですよね。
お礼を言って別れます。
フェリーの時間は23時台なのでのんびり安全に寄り道しましょう。
支笏湖まで来ました。
国立公園内にダートがあったので、気持ちよく流したくなりました。
舗装路からダートへ。
ニヤリとしてしまうんですよね。この瞬間は。
もういっちょ、別のダートへ。
川沿いで気持ちのいい道でした。
しばらく走っていると、こんなド派手な施設を発見。
車も沢山とまってます。
きのこ汁110円のインパクトが凄い(笑)
入ってみましょう。
滅茶苦茶人がいますね。
みなさん、このきのこ汁を飲んでます。
これは安いわー。
わいわいがやがやと楽しい雰囲気。
色んなものが食べられるので、丁度ここでヒルメシにしますか。
味噌ラーメン。
旨かったなぁ、これは。
他にも御土産物を発送できたりしたので、ムスメとムスコには発送します。
嫁ちゃんへのお土産は手持ちで帰りましょう。
そしてまだ見ぬ羊蹄山を目指してひた走ります。
すると正面にドーンと形のいい山が見えてきました。
勿論、この時はこれが羊蹄山だと思って写真を撮ったのですが、
いや待てよ。さっきの札幌の隼乗りの方がおっしゃってたな。
羊蹄山に向かう前にそっくりなニセ羊蹄山があるんですよーって。
これはひょっとしてそれかもしれません。
地図を見ると・・・・ははーん、これは尻別岳といってニセ羊蹄山ですね。こちらは1107m。
羊蹄山は1898mです。
これ、旅行者はみんな羊蹄山だと思って写真を撮るんじゃない?(笑)
だって、道の先に結構ドラマチックに現れるんですもん。
そして本丸羊蹄山の近くに来ましたが、皆が眺めるビュースポットで一緒に眺めるのも
イマイチじゃないですか。
自分だけのスポットから羊蹄山をひとりじめできるような場所を探して山に入ります。
ダートがあったのでそれをどんどん進んでいきますよん。
するとダートの先に、これこそ本命の羊蹄山が鎮座しておられます。
しかし、生憎の曇り空で雲がかかってますねー。
でもまだわかりません。
とりあえずいい場所を探す旅を続けましょう。
ニセ羊蹄山は大した雲もかからずその全貌を見せています(笑)
いい感じの場所を見つけましたよ。
よーし、ここだ。
誰もいない場所で正面に羊蹄山。
まだフェリーの時間まで8時間?9時間?あるので、のんびりここで
雲が晴れるまで待つことにしましょうか。
贅沢な時間の使い方です。
後ろはこんな感じ。
なかなか頑張って人のいないところを見つけたでしょ?
ここでスマホいじりながら待ちましたが、雲は消えないようです。
駄目かー。
仕方ないので撤収しますか。
帰路もダート。
でもこれは羊蹄山関係なしに、いいダートですね。
晴れていれば周辺の眺望も抜群ですよ。
羊蹄山をバックに。
ダートを抜けてしばらく走っていると、
雲が一瞬割れて、羊蹄山が顔を出してくれました。
ほんの少しだけですね。
そしてまたどーんと深い雲に隠れてしまいました。
頑張って粘っていたので、可哀想に思って挨拶してくれたんでしょう。
わははは、あざーす。
さて、ここから積丹半島を一周するか、時間は早いけど小樽を目指すか。
もうラストなので安全第一、小樽を目指すことにしました。
写真を撮り忘れたので、北海道へ来たときの写真を使いまわし。
まだ明るい時間につきました。
フェリーまではたっぷり時間があるので、またオスパで温泉に入って休憩所で寝転がりながら
時間をつぶすことにしましょう。
ここからフェリー乗り場までは、そうだな2分でいけます(笑)
そして乗船。
翌朝。
いい気分。
このまま21時すぎまで船でくつろぎます。
舞鶴港到着。
ここから約3時間で無事に帰宅しました。
これにて北海道ツーリング終了です。
皆さん、長い長いブログ、読んでくださってありがとうございました。
常々思ってますが、オイラブログを書き終えるまでがツーリングなので、
今日やっと北海道ツーリングが終わりました(笑)
2592キロの旅でした。
8年ぶりの北海道は格別でした。
行ったことがない場所をメインに巡るというのも良かったです。
新たな感動が沢山ありました。
また、気まぐれに入る道がことごとく素晴らしくて、やはり定番のルートを走るだけじゃなくて
自分でアレンジしないといけないなと痛感しましたね。
自分だけの北海道ツーリングになったと思います。
キャンプが3泊、宿が3泊、温泉施設1泊、船内2泊とこれもいい感じだったでしょうか。
しかし今回も走りメインで景色が見たくて走り続けましたね。
グルメなし、観光少し、人との出会いも極わずか。いつも通りです。
それが自分にあってるので、次回以降もきっとそうだと思います。
無理に変なことをしなくてもいいし。
ソロ旅がやはりいいです。
北海道は虫が多いですね。昼間でもシールドに必ず虫が定期的にぶつかるので、
ウェットティッシュをスグ出せる場所に積んでおくのが便利です。
あと、コンビニでは道民は車のエンジンを止めないよねー(笑)アルアルですわ。
CRFはビッグタンクで丁度いいくらいで標準タンクではきっとキツイです。
みんなビッグタンクにしましょうね。
今回の旅は天気が味方してくれた。これが一番の勝因です。
これなしでは楽しめないんですよね~絶景が。
今回は道東を中心に堪能しましたが、やはりサラリーマンですね。
日程に制限があります。
もっとゆっくり楽しみたいという希望があります。
次回がそれになるのか、次々回なのかわかりませんが、
まだまだ北海道の魅力は尽きることがありません。
さらに素敵な北海道を探しながら楽しんでいきたいと思います。
今回はXでも沢山反応してくださってありがとうございました。
お礼申し上げます。
本当に素晴らしい旅でした。
かめさんは、仕事こなしつつ上手に休み取られて楽しんでいるご様子羨ましい限りです。(仕事出来る人は遊び上手ですからね)
またブログやXで情報共有お願いしますね〜
>たくさんの写真と情報ありがとうございました。なかなか北海道には行けない身なので目... への返信
本当に自由の身になったら思い切り好きなところを走りまくりましょう。
それまでは限られた制限の中でやるしかないです。
旅はその人の育ってきた経緯もあるので
その場面での受け取り方もオンリーワンですよね。
それぞれの価値のある旅が存在してます。
ひとついえることは行くか行かないか、ここは大きな分岐点だということですね。
是非、行く側の人間であり続けましょう。
おかげさまで良いシルバーウィークの旅になりました。
今は北海道ロスに浸っています。はあああ、北海道…。
>たくさんの道央道東の情報ありがとうございました。参考にさせていただきました。... への返信
せみまるさんかな?
楽しまれてましたね。私もNバン買ってバイク積んで北海道へと同じことを考えてます。2年後かな?
うらやましかったですー。
>たくさんの道央道東の情報ありがとうございました。参考にさせていただきました。... への返信
あれ?名前入れ忘れた(汗)