さぁ、いよいよ北海道ツーリングへの出発の日がやってまいりました。
この日は15時まで会社で仕事をして帰宅して、
準備万端出発しましたよ。
8年ぶり5回目の北海道です。
胸がワクワク、張り裂けそうになっておりますよー。
舞鶴港へ向かう途中、遅くまで開いてるスーパーがございますね。
ここで船内で食べるものなどを買いだしします。
もう舞鶴に到着してます。
晩メシはラーメンにしましょう。
ガツンと脂っこいもので気合をいれます。うひひひ。
もう笑いが止まらないのよ。
23時50分出航で、到着したのは22時です。
既に乗船待ちのライダーが沢山おられました。
オイラの前に停めておられた滋賀からのライダーさんと雑談。
聞けば帰りも同じ船とのこと。
帰りの船内で旅がどうだったかを報告しあいましょうと約束しました。
みんな大好き、このスロープ。
乗船のときもそうですが、北海道に着いてここを降りるときはまた格別なんですよね。
船内。
早速サッポロクラシックを(笑)
なんせ乗船時間が22時間程と長いです。
ガイドブックやツーリングマップルに目を通してはやる心を抑えます(笑)
ただこの時点でも北海道準備編のときに書きましたが、天気予報が最悪で、
初日1日と二日目半日程度は晴れますが、それ以降は6日間連続雨の予報。
しかも全道です。
これだけは一緒に乗ったライダー皆さんが苦言を言ってました。ついてない。天気が悪い。
もう死にたい。おれは何のために働いてきたのか。妻と別れたい。もっと痩せたい。不倫がしたい。
みんな色んなことを言ってました(笑)
ここで行きたいところを計画してもそちら方面が雨なら計画を変更して晴れるほうへ向かうしか
ありません。流動的なので計画はあまり意味がありませんが、それでも北海道のフィールドは
魅力的なところに溢れています。あっちも行きたい。こっちも行きたい。目移りします。
あとは天に任せて晴れることを祈るしかないんですよね。
しかしながら、結論だけ先に報告しておきます。
全行程9泊10日、現地では丸7日間、バイクで走れるのですが、なんとあろうことか奇跡がおきました。
全日晴れました!
雨に降られたのは1時間だけ。それ以外は全て晴れもしくは曇り空で最高の天気に恵まれたのです。
全て私の人徳のなせる技です(爆)
冗談ですが、まぁ、これほどうれしかったことはなかったですね。
皆さんにも存分に私か感動してきた絶景写真をお見せできることができます。
なんせ写真を1500枚以上撮ってきたので、厳選して順を追って紹介していきます。
是非、お付き合いくださいませ。
この旅をしている感。
素晴らしい。
船旅はまた格別です。
時間がたっぷりあるので、船内でやってた映画を一本みました。
これがもう感動的で涙が溢れてたまらなかったです。
嵐の二宮君の演技が素晴らしく、彼のことが好きになったほどです。
それをXでポストしたら、ニノファンから1000を越えるいいねの嵐をもらいました。←上手いでしょ?
この映画、嫁ちゃんにもおススメしておきました。
小樽到着。22時半くらいです。
宿泊できる温泉施設オスパでお世話になります。
風呂だけなら850円、宿泊すると1200円アップなので、
2050円で宿泊できます。
セイコーマートでビールを買って入りましたが、中に缶ビールの自販機があって
まぁ高くはないので、それを利用した方が冷えてていいと思いますよー。←大事な情報
宿泊する人は500円で布団が借りられるみたいですが、
オイラはこの富裕層のマット、サーマレストをもってきています(笑)
素晴らしいクッション性能でコレさえあればどこでも寝れます。
風呂上りにビールを飲んでいたら、となりにいたご夫婦から、とこから来たの?空酒は体に悪いよ、と
おつまみをいただきました。
上陸して数時間でもう道民のやさしさに包まれております。
函館から来られたそうで、明日は富良野の親戚のところに行かれるそうです。
その方はカルビーの芋を作っておられるそうな。へー、凄いです。
そんなこんなで初日の夜が更けていきました。
翌朝、天気予報を見て、当初の計画通り晴れそうな富良野・美瑛方面へ向かうことにします。
時間を効率よく使いたいので、高速道路で移動します。
時間と天気に左右されないのであれば、北海道を高速道路で移動するなんてことはしたくないのですが、
今回は仕方なし。定年後にくるときにはゆっくりまったり味わうように回ろうと思っています。
そこそこ移動しましたが、まだ5時16分。わはは、はやるのよ、気持ちが。
朝食をとるためにセイコマへ。
ホットシェフの暖かいおにぎりとホット珈琲。
初日はこれにしましたが、結局、毎日朝はこのセットを食べましたわ(笑)
おにぎりが暖かくて大きくてこれだけで腹が膨れます。
なんでこれがファミマやセブンイレブンにできないのだ!と怒りがこみ上げてくるほどです(笑)
珈琲はノーマルとストロングブレンドがありますが、ストロングブレンドに絶対すべきです。
旨いです。
初ホクレン!
旗は集めません。
順調に富良野方面へ進んでますが、寄りたいところがあります。
まだ今晩の宿泊地を決めていないので、候補のキャンプ場の下見です。
山部自然公園太陽の里を下見しましたが、完璧です。無料のキャンプ場ですが広大なエリアで
混むこともなさそう。これで絶対に今晩泊まれる場所を見つけられましたが、
進む方向的にここは予備。さらに先で泊まれたらなお良しなので、歩を進めましょう。
途中、踏み切りでこんな光景がありました。線路をふさいであるのです。
列車が通れないじゃん。。。
この日はこれ以上理由を調べませんでしたが、帰ってから調べてみたところ、
富良野ー新得間が最近廃止になったそうです。
赤く線を引いた区間です。
根室本線の途中なのに。
あ、赤は凡例だと北海道新幹線になってるな。色を別にすればよかった(苦笑)
赤字区間なのと、災害で線路が途絶えてるらしく復旧にかかる費用が莫大だそうで、
廃線が決まったとのことです。
車社会なので、車のある方は不便ではないのでしょうが、車をもってない方は死活問題かもしれませんね。
そして北海道に入って、初の畑エリア?丘陵エリアに対面しました。
キターーーーと思わず感動して写真を一枚。
体内の北海道センサーがまだ敏感すぎて、この場所で感動している自分がいましたね。
いよいよ北海道に来たんだなーとガッツポーズしながら実感してました。
富良野に到着しました。
まずはダートを走りたくてウズウズしてます。
一本入りましょう。
大雪山国立公園内になるみたいですね。
わくわく。
布札別林道です。
やっぱりクマが怖いので、ホーンを鳴らしながら走ります。
ショート林道。
終点は富良野岳の登山口。
この奥には
原始ヶ原という場所があります。
ダートから富良野の町並みを一望できるポイントがありました。
えーわー。
ダートを抜けて牧草地で富良野岳を眺めます。
雄大ですね。
上陸して初めての直線道路に出会いました。
あぁ、素晴らしい。
道内は直線道路だらけなんですが、まだセンサーが敏感なので感動できるんですね。
こういうのは大事にしたいところです。
良し、このダートにも入ろうと思いましたが、
この先には自衛隊の演習場があるそうです。
途中でUターンします。
有名な星に手のとどく丘キャンプ場(電話したら満員で予約できず)を通り過ぎて富良野の町へ降りていく道です。
あぁ、素晴らしい。
この道も良く見ると、相当な直線道路ですね。
富良野には降りずに行きたいところがあります。
十勝岳スカイラインを走って、十勝岳の雄大な景色を是非見たい。
行きましょう。
この道沿いにはラベンダーが植えてあるんです。
こんな素晴らしい道、なかなかないです。
途中、有名な吹上露天の湯の前を通りました。ここは本当に素晴らしいのですが
他に行きたいところがあるのでスルー。一度行ったからまぁ今回は目を瞑ります。
キターーーーーーー。
十勝岳連峰の見事な山並みが見えてきました。
あぁ、いいぞ。
素晴らしいぞ。
天気に恵まれてることが本当に有難い。
十勝岳を仰ぎ見るダートへ入ります。
こんな雄大なフィールド、まさに未体験ゾーン。
あぁ、オフローダーで良かったと心の底から思いました。
舗装路から見る景色とは一線を画します。
体内に十勝岳を取り込めた感じ。この体内に取り込むっていうのわかりますかー?
一歩踏み込んで距離感が縮まったときに感じる感覚です。
望岳台へ。
下界方向。上富良野エリアが一望ですね。
あぁ、素晴らしい。。。。←この言葉今回の旅で何回言うでしょう?(笑)
十勝岳の左側が美瑛岳。
スカイラインを下るときの風景も圧巻です。
距離感が普段の生活圏内と違うんですよね。
美瑛にきました。
就実の丘を目指してますが、それ以前に直感で入りたい道があったので入ってみたところ、
これですよ、みなさん。
もう、感動ですわ。
こんな道、ある?近所に。
うわーーーー、あかん、あかん、オフローダーで良かった。
すごいすごい。
目指していた就実の丘に到着。
ぐるっと周囲の景色を楽しみます。
360度、雄大な景色。
さぁ、移動。
移動途中もこんな道を使ってみます。
ええやんかいさー。どやさー。
そろそろ宿を決めますか。近いところに西神楽公園キャンプ場(無料)というのがあるので
見に行ったところ、丁度この日がホタル祭りで夜までうるさいとのこと。しかも蚊が多いところだったので
やめます。
では、次の候補、東神楽森林公園キャンプ場へ訪問してみたところ、場所もいい。泊まれるとのことなので
ここに決定。ここは1000円ですが、ゴミが捨てられるのが有難い。
トイレもウォシュレットというのが決めてでした。
テント設営して荷物降ろして、メシでも行きますか。
ラーメン屋へ入りましたよん。旭川ラーメンの旗でしたが、味噌も醤油も塩もあるような店でしたね。
カバンを背負ってますが、中は空っぽ。
空荷状態です。
CRFがレーサーのように軽く感じます(笑)
さぁ、本気で走る準備ができましたよん。
あの、行きたい道を探してみますか。美瑛で一本走ってみたい道があるんですが、
場所がわかるかどうかが不安なところ。探してる最中にもこんな道と出合うからね。
これ以上の眺望のダートなんて無いんじゃないの?ホンマに。
これで十分満足ですよー。
目を細めて奥の景色を見つめます。
空が青い!
畑が美しい。
ありがとう、ホンマ。
ここもまた、絶景。
瞳孔が開きっぱなし。
よだれがたれっぱなし。
この丘も気持ちがいい。
そういえば美瑛に来てるのに、パッチワークの丘?路?に行かないって(笑)
自分の行きたい道を目指してるのが痛快です。
そして、多分、目指してる道に入れた気がする。
わかりにくすぎるわ、入り口の分岐が。
見事な空と農地のコントラストが目に焼きつきます。
奥には多分大雪山。
大雪山という山はなくて、2000m級の山々を総称して大雪山というらしいことは
8年前に勉強しました(笑)
良くみたらまだ雪があるように見えるよね。
美瑛の町を見下ろすダート。
あぁ、素晴らしい。あ、また(笑)
どの方角も100点。
この場所が100点。
今後美瑛に来たら、他は行かなくてもこの道だけは生涯通うと思う。
遠景パッチワーク。
もうなんなん?
青い小屋とかなんなん?
童話なの?
オレを泣かしたいの?
農地にポツリ、廃屋。
ここ1万円で売ってください。
ここを改造して美瑛の別荘にしたいです。
林道を下界へ。
そしてキャンプ場へ戻ろうと思ったけど、電波がない。
僻地だわー。
適当に舗装路を走るのもいいけど山の中なのでリスクも高いので、
経験上、来た絶景ダートを戻ることを選択しました。
二度楽しめるしね。
ただいまー(笑)
あぁ、素晴らしい。あ、また(笑)
美瑛の林道。体内に取り込みました。
ありがとう。
絶対にまた来ます。
キャンプ場へ。
初日から目くるめく景色にめまいがしてます。
サックラでクールダウン。
これでも混んでるそうですが、
十分隣とも距離があって、ものすごく快適なキャンプ場でした。
夕日とともに就寝(早っ)
車は便利で快適ですが
バイクの自由は手に入りませんね
オイラは家族サービスでディズニー
娘と奥さんのハシャグ姿を
見にきています
オイラは青い小屋のやつが一番気に入ってますわー。
この一番大事な時間帯に一番の青空になってくれたのが、感動的でした。
車とバイク、やはり違いますよね。
オープンカーでもバイクの開放感にはかないません。
ディズニーランドですか。
これはなかなかの家族サービスですね。
お疲れがでませんよう(笑)
でも
とにもかくにも超絶絶景と澄み渡った青空が初日から迎えてくれるなんて旅の神に愛されてますね!
2日目以降も期待させられますー!
世間に耳を傾けると色んな不満があるね。
丁寧なツッコミありがとう(笑)
天気には恵まれたなー。
100点と0点くらいに旅が変わってくるからね。
ゾクゾクと絶景を見せまっせー