夜の木道

7月の日曜学校は夜のサロベツ原野散策です。
子ども達は夕方のJRで下沼に到着。
いつものように本堂でのお勤めをし、法話を聞き、輪になっていくつかのゲームをしました。
もちろん、みんなが好きな「おかっぴき」と「お店屋さん」です。
お父さんの参加もありで、いつもとはまた違った盛り上がりでしたね。




その後、蛍についてのレクチャーを受け、いよいよ夜のサロベツ原野へ向かいました。



集合場所のパンケ沼に着くと、まぁ見事な夕陽！
燃えるような赤色です。
夕陽がまだ少しだけ残っている中、木道を歩き始めました。
あっという間に日が沈んでしまいました。



足元をよく見ながらトコトコ歩きます。
時々、鳥の声が聞こえます。
　
　　　怖いな
　　　
　　　暗いね
　　
　　　何も見えないよ

みんな、だんだん無言になっていきます。
トコトコトコ・・・・・。
木道に足音が響きます。

　　　あっ！

　　　いた！
　　　ホタル！

　　　どこ？どこ？

　　　　ここ！

　　ほんとだ！

　　こっちにもいるよ

　　　あ、こっちも

　　　あそこにも


あちこちから声があがります。

あ～よかったぁ～
みんなホタルに会えましたね。


実はこの日はとても寒かったので1匹もいないかもと心配していたのです。
ピークも過ぎているとの話も聞こえていましたし。


こんな北で生きているホタルたち。
来年も会えるといいな。