(じ)記
6月の日曜学校は10名の子ども達が参加しました。
久し振りにスペシャルゲストも参加。
スペシャルゲストの長靴
↓
日曜学校に来る子ども達はほとんどが幌延市街地に住んでいます。
お寺は市街地から10キロほど離れた下沼地区にあるため、子ども達は列車に乗って来ています。
列車はだいたい貸切状態。
幌延駅から下沼駅までの乗車時間は11分。
小学生片道110円。
月に一度の一駅移動という小さな小さな旅です。
この小さな小さな旅はなんと20年余り続いています。
さて、こうして下沼駅を利用している子ども達。
数年前から
「ボロボロだから直してあげられないかな」
「色、塗りたい」
「危ないよねぇ」
との声が出始めていました。
そんな中、なんと、町役場の方々が
『下沼駅をみんなで塗り替えよう』というイベントを開催。
もちろん、皆で参加することにしました。
さあ、どんな色にしようか、とワクワクしながら駅まで歩きます。
お寺から下沼駅までは5分とかかりません。
足場が組まれていた駅
ヘルメットにマスク、軍手、フライ返しのような道具を渡されました。
なんと、子ども達の仕事はペンキ塗りではなく、サビ取り作業でした
さあ、サビを落とそう~
ゴリゴリ、ゴリゴリ、ゴリゴリ
なかなか手ごわい
途中、通過する列車に手を振り
テレビ局、新聞社のインタビューに答え
またゴリゴリとサビ落とし
おお、忙しい、忙しい
駅舎は雨に風に雪に、陽に晒され、30年もの間、
塗り替えられることなく、そこにありました。
次々落とされていくサビはその時間の現れでもあるのです。
やっと子ども達の作業は終わりました。
まだまだ さびは残っていますが、あとは大人にバトンタッチ。
役場の方が小瓶を手渡してくれました。
記念にサビを入れましょうと。
30年もの時間を小瓶に詰めました。
終了!
お寺に戻り、お勤めをし、法話を聞きました。
本堂でも遊び、その後は野外でも。
本日のスペシャルゲストはノブさんです。
葉っぱの中に埋もれている~~(笑)
フットワーク抜群のノブさんとも一緒に遊びました。
雨が時々パラついていたため、草が濡れてました。
皆の靴下はベチャベチャ。
本堂に戻り、靴下が乾くまでの間、ボードゲームとカードゲームで楽しみました。
今度は法昌寺独自のゲームを作りたいねぇと話が出ました。
きっと実現させようね!
では、また来月遊びましょ。