(じ)記
14年前、我が家に家族が増えました。
とても元気で人懐こい子犬がやってきたのです。
なまえは「ろっく」。長男が名付け、犬小屋も建てました。
実は当時の我が家は次から次にプラスではない出来事が起き、家族皆、
本当は心身ともに、とてもくたびれていました。
出口も、光の方向も見失っていたように思います。
そんな私達家族に、ろっくは笑い合うことや、思いやりの気持ちというものを思いださせてくれたのです。
毎日の散歩は手の空いてる人が担当しました。
ろっくにしか話せないことが、きっとそれぞれあったと思います。
ろっくは家族みんなの心の内をだまって受け止めてくれていたのでしょう。
私達家族はどれだけ、ろっくに助けられたか。
あの時も、あの時も・・・。
たくさんの思い出が浮かんできます。
昨年から、体調を崩しがちだったろっく。
それでも、日曜学校のときには子ども達と一緒に歩くのを喜んでいました。
先月、4月30日 ろっくは亡くなりました。
家族が出かけていた間に一人でひっそりと、小屋の中で息をひきとっていました。
側にいてあげられなかったことを悔やみます。
日曜学校の子ども達が散歩しながら花を摘み、抱えきれないほど摘んだ花を
ろっくのお墓に供えてくれました。
感謝
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