シダーローズのまとめ(& 脱線話)
昨年12月に初めて知ったシダーローズ
ヒマラヤスギの下で
バラの花のような形をした
松ぼっくりを拾ったのでした。
自然界の不思議?
昨年12月以降、今年の4月初め頃まで
公園散歩時にヒマラヤスギを見つければ
シダーローズを探すのが習慣化
前年12月→初めてシダーローズを見つける
1月→結構落ちています(寒くて風のある日もひたすら拾う)
2月→結構落ちています(〃)
3月→まだ結構落ちています
4月→さすがに数がが少なくなりました
落ちていても、拾い上げると鱗片がポロポロ剥がれ落ち品質がいまいち
形が良く、色も良いシダーローズを見つけるには
遅くても3月半ば頃までが限界のような…
(地域、あるいは樹木により個体差があるかも?)
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こちらが初めて出会った
ヒマラヤスギのシダーローズ(2022/12/5 撮影)
左側の球果は未熟な球果で
何かの原因で早めに落下したと思われます。
白っぽくなった松脂が付着しており
これ以上鱗片が開くこともなく、
現在も丸ごとこの形で残っています。
↓ これまでアップしたシダーローズ関連 blog
初めて知ったシダーローズ
シダーローズに魅せられて ①
シダーローズに魅せられて ②
シダーローズに魅せられて ③
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拾ったシダーローズはどうしたの?
形が崩れないように先ずは
裏側に木工用ボンドで剥離防止
また、いろんな虫やその卵が
付いているかもしれないので
煮沸消毒もしてみました。
ですが木工用ボンドは
煮沸したら剥がれることがあります。
かと言ってボンドを付けずに煮沸すると
さらにたくさんの鱗片が剥がれ落ち
痛し、かゆし
なんだか無駄な工程を踏んでいる感じ
※ 今後は煮沸せず
ボンド付けだけにすることに!
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以下は、色々試した時の様子
こちらのシダーローズは
鱗片の巻き方が詰まった感じのもの
(30秒ほど煮沸)
裏側にはボンドで剥離防止したものの
煮沸した為ボンドが一部剥がれ落ちました。
シダーローズの煮沸前( 2023/2/22)▼
煮沸後、乾燥途中の様子(2/23)↓
こんな感じで一部鱗片が剥がれたり
鱗片の縁のグレーがかった色が
茶色へ変色、全体的に茶色が濃くなった。
なので、煮沸せず自然のままが良さそう
まだすっかり水分が抜けていないので
鱗片が開くまで乾燥
こちらは松脂(マツヤニ)が先端に付いたもの
ピンセント等で取り除こうとするも限界あり
きれいには取れないので
煮沸して溶かそうと試みた(煮沸前の様子)↓
煮沸後、乾燥させた時の様子↓
煮沸後は傘が閉じてころころ丸くなる
一見クリのような形
乾燥してくるとこのように
元通りに鱗片が開いてくる ▼ 2023/1/22
松脂が溶けて
白っぽく膜のように張り付いています。
煮沸したからと言って
松脂が完全に取れるわけではなく
こんな感じで白っぽくくっ付いています。
綺麗なものを選んで拾った方が
その後の手間も要らないし、見た目もきれい!
それともこれはこれで良さがあるのかな??
こちらは松脂で汚れておらず
形もきれいなものを選んでみました。
ちょっと雰囲気が違う4種類 ▼2023/1/21
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現在はプラスチックコンテナに並べて保存中
何かに利用したいと思ってはいますが
今のところバラの花に見立てて
花瓶に飾っているくらい。
白っぽいものは漂白剤で脱色したもの
そのうちリースにも挑戦してみようかな~? 2023/8/21
シダーローズから脱線して
ドイツトウヒのお話
こちらは性懲りもなく夢中になって
48個も拾ってしまった
ドイツトウヒの松ぼっくり
鱗片が剥がれる心配が無いので
しっかり煮沸(7、8分)
小さな虫も卵も居たとしたら恐らく全滅
煮沸して傘が閉じている状態▼2023/2/23
こちらは今回煮沸したものではなく
初回、煮沸し乾燥させた時の画像 ▼ 2023/1/24 撮影
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〇 拾ったシダーローズのその後
プラスチックコンテナに並べて、乾燥させながら様子見中
シダーローズに付いている虫や卵(万が一)の殺虫・殺菌・埃落としをかねて煮沸しましたが、煮沸後のシダーローズは色が黒っぽくなり、鱗片の縁も(何とも言えないブルーグレーの色)黒っぽくなり、本来の良さが無くなってしまったように感じる。色付けしたりすれば、その悩みは解消できるとは思います。(ほんの一部は煮沸消毒してみましたが、その後は煮沸はしないことにした)
〇 シダーローズに個性あり
同じ形と思いきや、その木によってシダーローズの鱗片に特徴がある
鱗片にすごく厚みがあり鱗片のカーブが大きいものやカーブが少ないもの、鱗片がしっかり密に巻かれた感じで、拾った時もずっしりと重みを感じるもの等々(まだ水分が抜け切っていないのかも?)
本物のバラに近いような形をしていて、鱗片の厚さが薄めで拾い上げた時に軽く感じたもの(かなり乾燥が進んだ状態なのかも?)
〇 ヒマラヤスギの松ぼっくりは(球果)滅多に落下していない
強風で落果したか、間違って切り取られたものしか落ちていない。それでも割ときれいな形の物を3個拾うことができた。そのうちの2個は次第に鱗片が剥がれ落ち、小さなシダーローズとなり、残り1個だけは未熟な球果だったのか鱗片がが開かず、閉じた感じで球果のまま今も残っている
シダーローズ:バラの花のような形をしたヒマラヤスギの球果(松ぼっくり)の上の部分
大きさは大小さまざまあるのは当然ですが、樹木の個体により鱗片の形に特徴があると感じた
ヒマラヤスギの球果
松の木のマツボックリのような形のまま落ちることはなく、熟した球果の鱗片が剥がれ落ち、その時、種子は軽いので風で運ばれ、鱗片はそれなりに重さがあり木の下へ落下、球果の上の部分はバラバラにならず、バラの花のような形のままで落下、これをシダーローズという
脱線ついでに、こちらは松ぼっくりのお話
変な癖で、普通の松ぼっくりも
散歩して見つけるとついつい拾ってしまいます。
今までは形の事はあまり考えず
余程汚いものでなければ
お持ち帰りしていました。
(数個、そのまま飾っておくだけですけど…)
でも、どうせ拾うなら形の整ったものがベスト
こんなものを作ってみました。2023/7/26
古布を利用したつまみ細工(というのかな?)
お友達に教わって作ってみました。
細かい作業なので目に負担が…
※ 松ぼっくりの鱗片の並び方は色々で
綺麗に螺旋状に並んでいるものあり
どこから見てもバラバラのものあり
置物として飾るため下部をヤスリで削り
できるだけ水平にしたのが
上の画像です
撮影日:2022/12月~2023/8月
今回、約1ヵ月ぶりの投稿となりました。
連日の暑さで、どちらかというと引きこもり生活
まだしばらくは残暑が続きそうですが
皆さまどうぞご自愛くださいませ