花のピークは過ぎ、わずかに残り花が咲いていたハマユウ
良い香りがしました~
既に大きな実になり、重さのせいか垂れ下がっていました。
ハマユウは海浜植物、そういえば故郷の県花はハマユウ
海岸沿いに咲いていた花が目に浮かびます。
画像の花は(全て鉢植え)東北、冬はどうしているのかしら?
室内で冬越しさせてもらっているとのことでした。
ハマユウ(浜木綿)▼
大きな実ですね~
茎はほとんどが折れ曲がって下向き、この大きさなら納得!▼
太い株元の様子 ▼
種子の散布にはいろいろあり
(風散布・水散布・重力散布・動物散布等々)
ハマユウは水散布になると教えていただきました。
海岸付近の種は、なるほどそうなりそう、想像できますね~
撮影日:2019/09/06 万葉の森自然観察会 管理事務所前にて
ハマユウの種
受粉が成立すると、花被筒と融合した子房が肥大して歪な球形の果実となり
熟すと裂開して丸くコルク質の厚い種皮に覆われた種子を数個落とす。
この種子は海上を何ヶ月も生きたまま漂流する能力があり
海流によって現在の分布域に広がったと考えられている。
種子は水がなくても発芽し、机の上などに放置した状態で発芽するのを観察できる。
自然状態では海岸に漂着してから※潮上帯の砂や砂礫の上で発芽し
【※満潮時の水面位置よりも高い所(これを潮上帯といいます)】
雨が降って周囲に水が供給されたときに速やかに根を伸ばすものと考えられている。(Wikipediaより)
ハマユウ(浜木綿):ヒガンバナ科ハマオモト属 別名:ハマオモト
花の様子は、コウゾなどの樹皮を細く裂いて作った繊維から作った布と似ており、
神道神事で用いられる白い布をゆうと呼ぶ。
別名のハマオモトは、肉厚で長い葉がオモトに似ることから。
水はけが良く日あたりの良い場所を好み、主に温暖な海浜で見られる。
道ばたや公園、庭に植えられることもある。
日本に自生するのは亜種 C. a. var. japonicum (Baker)。宮崎県の県花となっている。(Wikipediaより)