昨年は全く花が咲かなかったツマトリソウ
今年はどうかな?と心配していましたが
思いがけず4個の蕾が付き
1輪目 4/25 2輪目 5/2
3輪目 5/4 4輪目 5/5 と順に開花
花径は2cm前後の白くて可憐な花
サクラソウ科ツマトリソウ属の多年草
APG植物分類体系では
ツマトリソウ属はヤブコウジ科に移されている(Wikipediaより)
ツマトリソウ(褄取草、端取草)▼
最初の1輪が咲いたころの葉っぱは
ほんのり(銅葉色っぽく)色づいていました。
花冠7裂 雄しべ7個 雌しべ1個
1輪目の花 & 2輪目の蕾 ▼ 4/25(撮)
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1輪目(左)の花後の姿
2輪目開花(右)▼ 5/2(撮)
花径は2cmほど
花冠7裂 雄しべ7個 雌しべ1個 ▼
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2輪目(右)& 3輪目(左)▼ 5/4(撮)
こちらは3輪目の開花 & 4輪目の蕾
まだ完全に雄しべが伸びきっていません。
花冠9裂 雄しべ9個で少し多く 雌しべ1個
隣の蕾が最終の4個目の蕾 ▼ 5/4
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3輪目(左)の雄しべが大分伸びてきて
最後の4輪目(右)が少し開きかけて… ▼5/5 6:27(撮)
3輪目、少しアップしてみました。
3輪目(左)& 4輪目 (右)▼ 5/5 17:40(撮)
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4輪目(右)雄しべが伸びてきました。▼ 5/6(撮)
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3輪の花を何とか同時に できました。 5/6(撮)
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今朝(5/7)見たら、2輪目が落花(残念でした~)
花弁の下側はくっついたまま
バラバラに散ることはありません。
今回初めて気づいたのですが
花冠が深く7~9裂しているので、離弁花のように見えますが
花冠が脱落したところを観察すると
このように合弁花であることが確認できました。▼ 5/7(撮)
雄しべも付いたまま落下
7個中1個は、いじっているうちにどこかへ?▼
少し引っ張って切り離してみましたよ~
【追記 2024/5/7】
花弁はくっついたまま散るので合弁花と
書いていたのですが
引っ張れば離れるので、もしかしたら
合弁花とは言わないのかもしれません。
申し訳ありませんが、
その辺はちょっと分からないので保留と
させてくださいませ。
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花が咲いた2本の茎はしっかりしていて
草丈約14㎝くらいでした。
小さい茎は今のところ4~8㎝くらい
色付いていた葉っぱは綺麗な緑色に変化 ▼
以上がツマトリソウ開花時の記録
来年開花するかどうか分からないので
じっくり観察して記録に残しました
育てかた情報
こちらのサイトを参考にさせていただきました。
6月~7月
●生育地:北海道、本州(中部地方以北)、四国に分布し、亜高山帯~高山帯の林床に生える多年草
●特徴:地下茎は細く白色、茎は直立し高さ5~25cmと小さい。葉は広披針形で先が尖る。
上部のものほど大きく、長さ2~7㎝で、茎頂に5~10枚の葉がやや輪生状に付く。
上部葉柄から伸びる2~3㎝の花茎の先に、直径1.5~2.3cmの白色5~9弁花を咲かせる。
春は日当たり・風通しの良い場所で管理し、花期から夏にかけては半日蔭で育てる。
水は切らさないようにするが、過湿は禁物。
肥料は薄い液肥を月に2~3回与える。
植え替えは2年に1回、春に硬質赤玉土・硬質鹿沼土の混合土などで中深鉢に植え付ける。
浅鉢の場合は高植えする。また組石鉢や抗火石鉢に植えると管理しやすい。
増殖は株分け。
こちらはヘンリーヅタの親子
大きい方は芽が出てからの植え替え(遅すぎ)
根がビッシリだったので少し切り詰め
鉢はそのままの大きさです。
枯れた枝先(茎?)は整理して、この感じです。
(ブドウ科ツタ属)
ヘンリーヅタ ▼ 5/4
撮影日:2021/4/25 5/4 5/5 5/6 5/7 自宅にて