ピンクリボン運動に協力して
10/1(金曜日)18:00~20:00までの2時間、
布袋大仏様をピンク色にライトアップします。
「ピンクリボン」というのは、乳がんの早期発見、早期診断、早期治療の大切さを伝えるシンボルマークなんです。NPO法人「J.POSH(ジェイポッシュ)」によると、アメリカの乳がんで亡くなられた患者さんの家族が、「このような悲劇が繰り返されないように」との願いを込めて作ったリボンからスタートしたと言われ、乳がん啓蒙運動のシンボルマークであり、乳がんに対する理解と支援のシンボルとなっています。
「ピンクリボン運動」は、乳がん患者が増えつつあった1980年代のアメリカで始まりました。乳がんはごく早期に発見されれば、95%は治ると言われてます。そのため、行政、市民団体、企業などが、乳がんの早期発見を啓蒙するためのイベントを展開したり、ピンクリボンをあしらった商品を配ったりして、市民や政府の意識を変えていったそうです。このようにアメリカでは、ピンクリボン運動が盛んになったことで人々の意識がかわり、マンモグラフィー検診が普及し、治療法の向上と併せて、乳がんによる死亡率が、1990年頃から低下しているそうです。
そして、ここ数年、日本でも「ピンクリボン運動」が盛んになり、市民団体、専門家、企業、患者さんの会などが、乳がんの早期発見の大切さや乳がんの正しい知識を知ってもらうための色々な活動を行っています。乳がんは、日本の女性が最もかかりやすいガンで、18人に1人が発病すると言われています。しかし、高い発症率にもかかわらず、日本での検診率はわずか10%しかなく、とくに愛知県内の乳がんの検診率は低く、全国平均を下回っているのが現状です。
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