昭和世代の放浪記

ビタミンB1が足りない/脚気


脚気(ビタミンB1欠乏症)

★江戸時代、白米の普及に伴い、将軍や富裕層を中心に脚気が流行した。

白米中心の食事で胚芽部分に含まれるビタミンB1が不足したことが原因。

心不全による足のむくみ、神経障害による足のしびれなどの症状が現れる。

江戸から地方に帰ると麦や穀物、野菜などを中心とした食生活に戻るため、自然と回復した。

原因は、ビタミンB1不足。
明治時代に解明され、「江戸わずらい」とも呼ばれた。

日露戦争の陸軍の脚気患者は25万人、うち2万8千人が死亡。 
戦死者の総数は4万7千人。銃弾の犠牲者を越えている。
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5134)2025/02/04



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