放浪記

現金書留/金銭感覚/倒産/戦争は愚行



お盆には少し早いが、知人に「お線香代」を送った。毎年送っている。
現金書留で送った。
最近は、ATMが主流で現金書留の出番は少なかろう。

90年バブル期。日本中は好景気に沸いた。
「〇〇君、カネは使う為にあるんぞ、使えつかえ」と何度も言った社長。
20年後に倒産した。家は競売になった。哀れ。
親の脛を齧って大学出た世襲の2代目。

私は引揚者の貧乏家に生まれた。金銭感覚は同じにはならない。
16歳の時から、現金書留で毎月、親に仕送りしてた。
社長の息子で、親の金で大学行った人間とは違う。
育ちは争えない。

私がカネに困った時に、社長が生活の面倒をみるか?みないだろう。他人である。
倒産したから、それどころではない。

満州からの引揚者。
鹿児島の親戚を頼ったが思うようにいかないのが人生。
満州時代の友達を頼って、さらに北へ転居。
散々な目に遭った。

戦争とは敵も味方もなく、悲惨と愚劣以外の何物でもない(故・東野利夫医師)
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