放浪記

◆糟糠の妻



かつての印刷会社。
工場長は先代社長の時代から働いてきた。活版印刷主流だった。

オフセットが主流になると、工場長の存在が疎ましくなった?
平社員に降格して、若い者を工場長に任命。
工場長は面白くはないだろう。
58歳定年前退職勧奨。

在職中に元工場長は亡くなった。
人間は機械ではない。
扱いに注意しないと、災いが起きる。

その後、20年ほど経って会社は「破産手続開始の決定」となった。
糟糠の妻を粗末に扱えば天罰が下る。

◇糟糠之妻(そうこうのつま)
貧しいときから一緒に苦労を重ねてきた妻。

資本主義社会は冷酷非情。弱肉強食。
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