今、BSテレビ東京で、毎週土曜日の夜に『男はつらいよ』リマスター版を放映しています。説明不要ですが、あの寅さんの映画。これを鑑賞するようにしています。
私は、シリーズを映画館で鑑賞していますし、またテレビなどでも観ていますから、だいたいのストーリーなどはわかっているつもりです。でも、高齢者になってから見ると、また違った思いに駆られことがあります。相手からふられることの多い寅さんが、池内淳子さんが喫茶店のママを演じた映画では、寅さん自身から去っていきました。自分から、好きな相手から離れていこうとした想いは、今ならわかるような気がします。
寅さんこと渥美清さんは、68歳で亡くなっています。私はすでに、渥美さんの年齢を追い越しています
彼は、私生活を明かすことはありませんでした。一生、寅さんであり続けるためだと言われています。誰にも知らせずに、ひっそりと葬儀を済ませるように伝えていたとのこと。寅さんは、死んではいけないように振る舞っていました。
渥美さんは26歳の時に肺結核を患ったために、片肺でした。晩年には肝臓ガンを罹患していました。それも内密にしていました。寅さんは、病気になってはいけないのだと考えていたのでしょう。元気な寅さんであろうとしていたのでしょう。
渥美清がなりきっていた車寅次郎とは、何だったのかを、笑いながら涙を流しながら鑑賞するのが、今の楽しみです。
私は、シリーズを映画館で鑑賞していますし、またテレビなどでも観ていますから、だいたいのストーリーなどはわかっているつもりです。でも、高齢者になってから見ると、また違った思いに駆られことがあります。相手からふられることの多い寅さんが、池内淳子さんが喫茶店のママを演じた映画では、寅さん自身から去っていきました。自分から、好きな相手から離れていこうとした想いは、今ならわかるような気がします。
寅さんこと渥美清さんは、68歳で亡くなっています。私はすでに、渥美さんの年齢を追い越しています
彼は、私生活を明かすことはありませんでした。一生、寅さんであり続けるためだと言われています。誰にも知らせずに、ひっそりと葬儀を済ませるように伝えていたとのこと。寅さんは、死んではいけないように振る舞っていました。
渥美さんは26歳の時に肺結核を患ったために、片肺でした。晩年には肝臓ガンを罹患していました。それも内密にしていました。寅さんは、病気になってはいけないのだと考えていたのでしょう。元気な寅さんであろうとしていたのでしょう。
渥美清がなりきっていた車寅次郎とは、何だったのかを、笑いながら涙を流しながら鑑賞するのが、今の楽しみです。