こんにちは南仙台の父(hrperficio)です。
今回は弾道ミサイル・核兵器をセットで開発している北朝鮮が、更にその
威力を高めるために運搬・発射の道具として使用する原潜開発を行ってい
る状況を取り上げました。
韓国への国境を越えての銃撃や度重なるミサイル実験を行う中で、能登半
島地震に対してお見舞いの電報を打った北朝鮮ですが、着々と開発を進め
て脅威を与えています。
一方で原潜の開発によって北米大陸の奥深くから東海岸までを射程とする
システムの開発にも力を注いでいます。
さて、北朝鮮は原潜開発でも一定の成果を上げて、更に国際緊張を高める
行動に出るのでしょうか。
写真は鑑定の結果となります。
まず結果ですが、審判のカードの正位置が出ています。
審判のカードの正位置は復活や結果、改善や覚醒、発展や位置の変化とい
った意味があります。
開発自体は成功して、実際に必要は数を作って配備できるかは別として、
原潜の開発自体は成功するようです。
仮に1隻しかなかったとしても存在すること、更に北朝鮮の情報が乏しい
状況などを考えると非常に恐怖感を与える材料となります。
すでに開発自体は大詰めを迎えており、ロシアなどの技術だけでなく、欧
米から盗み出した情報も含めて活用されています。
これを多数建造することはできませんが、1隻だけでも存在することは大
きな意味があり、ロシアや中国との関係性による間接的な支援があれば、
大きな政治的な効果を上げることができます。
仮に原潜を使って太平洋上からの発射実験ができれば米国やカナダなどの
国々にも脅威を与えることができます。
実際に戦争状態となった場合に使えるかどうか、信頼性による長期の耐久
などの問題点などはあるものの、短期的な効果や戦争には至らない状況下
での精神的な圧迫効果は高いと思います。
次に環境条件ですが、愚者のカードの逆位置が出ています。
愚者のカードの逆位置は軽率や焦り、不注意や愚行、極端や無計画といっ
た意味があります。
北朝鮮にとってはあくまでも張り子の虎にしか過ぎない、心理的な効果を
狙った政治兵器なので、これを実戦で使うことはほぼ難しいと思います。
1隻しかないこと、潜水艦隊の支援体制がほぼないこと、食糧などの問題
などを考えると政治的な意味合いを除いては実効は薄いでしょう。
そう考えるとやってはならないのは軽率な形での衝突や戦闘の発生です。
また、政治的な駆け引きにおいても同様で、結果的には更に燃料や食糧な
どの調達を困難にしかねません。
いずれにしても保有していることのみに意味があることを北朝鮮労働党も
認識しているでしょうが、統率力も弱い状況下では極端な対応や無計画に
動くことはかえって命取りとなります。
北朝鮮にとってはあくまでも張り子の虎であって、政治交渉上の道具とい
う形での存在であることを忘れないことだ大事になります。
原潜を増やすことは更に彼らにとって不幸な事態を招き、場合によっては
体制瓦解にも繋がりかねません。
国際的な緊張関係だけでなく、北朝鮮にとっても難しいものであることを
認識しなければならないでしょう。