こんにちは南仙台の父です。
いよいよ新政権登場でドル安へのシフトを目指すトランプ政権の指向もあ
って、為替相場も円高傾向に入りました。
そんな中で日本はどう手を打つのかも注目されますが、円高によって輸出
への懸念を心配する声もあります。
輸入は価格安定化の期待はあるものの、全体的な国際的なインフレの影響
で多少の影響はあっても現状維持を守れるかどうかといった弱めな見込み
もあります。
果たして、米新政権の施策によって円高傾向で進んでいくことになるので
しょうか。
写真は鑑定の結果となります。
左側が結果、右側が環境条件となります。
まず結果ですが、世界のカードの正位置が出ています。
世界のカードの正位置は成就や攻略、制覇や理想といった意味があります。
為替については米政権の望む方向に進むことにはなります。
金利引き下げなども行われることで資金を潤沢しようという意志もありま
す。
また、トランプ政権が今回はある程度IT業界の支援も受けていることもあ
り、全体的には株価にも良い影響は出ていくことになりますが、偏りはあ
るために全体的な株式市場の活況には繋がりません。
その影響もあって今までとは違った投資の流れも出てきます。
長期的な状況としては円高傾向は継続して続くことになります。
ただ、一面的にはそうなっても米国の輸入は増えることになるので、矛盾
した形になりますが、インフレ傾向と貿易赤字は減ることがありません。
結果的には相対的なドルの不信もあって、ユーロや円の相場が上がる傾向
となる現象になるでしょう。
1ドル120円~130円レベルの円高に入る可能性があるため、国内でも輸
出産業への影響は大きくなります。
輸入の恩恵はインフレや地域紛争の影響から原油などが安くなることもな
く、物流コストは人件費や保険料の大幅な上昇で打ち消され、製造業を中
心に厳しい状況になっていきます。
次に環境条件ですが、戦車のカードの正位置が出ています。
戦車のカードの正位置は行動や成功、積極性や開拓といった意味がありま
す。
本来は社会構造が変わる中で積極的な経済転換を図る時期にあります。
今の日本の現状を考えれば難しい面もありますが、今年の選挙の動向もあ
って、大きく政治の状況も動いていくことになります。
また、米国の経済指向が変わる中でその対応も進まざるを得なくなります。
こうした点についての対応がうまく進められればそれほど気にすることは
ありませんが、製造業への依存が強い日本の考え方からすればあまり良い
結果には繋がらないかもしれません。
考え方を変えて進めば良いのですが、経済界は政界よりも保守的な傾向が
強いので、かなりタイムディレイがあって構造的な改変が進むことになる
かもしれません。
いずれにしても社会変化にどう対処するかが課題となります。
円安を望むというよりも円高に対してどう対処するかが問われることにな
る数年になることを暗示しています。