今回はトヨタ自動車やデンソーを中心とした国内企業による次世代半導体
のプロジェクトである、ラピダスが日本の半導体産業復活に貢献できるか
を占ってみました。
半導体が主要産業品目としてだけでなく、軍事など今後の国の運命をも左
右するファクターとなる中で、今の日本の半導体環境は厳しい状況にあり
ます。
過去の企業や国の施策の失敗があり、その結果が今の状況になっています。
新たな野心的なプロジェクトとして発足するラピダスですが、成功できる
のでしょうか。
写真は占いの結果となります。
左側が結果、右側が環境条件となります。
まず結果ですが、塔のカードの正位置が出ています。
塔のカードの正位置は、崩壊や災害、悲劇や参事、トラウマや洗脳、破壊
や破綻、意識過剰や悲嘆、不名誉や転落といった意味があります。
結果としてはうまくいかないでしょう。
企業連合体によるプロジェクトの弱さが表に出てしまうのでしょう。
また、過去の失敗のトラウマもあり、行政も首を突っ込んできます。
プロジェクトの内と外からの色々な軋轢もあって、成功にはほど遠いよう
な結果となるのではないでしょうか。
また、海外からの圧力や価格競争、更には設備投資レベル不足や人手不足
などもあるため、国内だけではどうにもならない事情があります。
日本の経済力や技術力は既にかなり落ちているところもあって、最先端の
技術を目指す野心的なプロジェクトだけに難易度は相当高いはずです。
目標との距離感が大き過ぎ、目標達成はかなり厳しい状況のようです。
次に環境条件ですが、愚者のカードの正位置が出ています。
愚者のカードの正位置は、自由や型破り、純粋や可能性、発想力や天才的
、好奇心や冒険といった意味があります。
日本の企業に欠ける要素ばかりが並んでいることがわかると思います。
こうしたワードに繋がる行動が果たしてラピダスに可能かどうかがカギと
なるでしょう。
今までと同じ発想や進め方で成功するわけはありません。
少なくとも国・行政は黙って見守ることが大事でしょう。
残念ですが、彼らに一番この要素が欠けているからです。
国や行政が出しゃばれば、大きくこのプロジェクトはダメージを受けます。
結果として、大きな負債が生じていきます。
助成金を出すことは構いませんが、口を出さないことが条件でしょう。
日本の産業はかなり危険水域に入っているのです。
国も今までと同じ発想の産業政策ではうまくいかないことを自覚すべきで
しょう。
国家モデルをどう置くのかをまずは国が考えるべきでしょう。
今の状況では、政治家や国や行政、官僚が国を滅ぼしかねません。
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