こんにちは南仙台の父です。
トランプ大統領が就任前からグリーンランド買収に意欲を見せていました。
最近はあまりこの話題には触れていませんが、パナマ運河とともに自国権益
の確保を優先するため、北極海の戦略的価値を米国に求めるため買収も辞さ
ずという姿勢を見せていました。
今は他の国際案件に関わっているためすぐには話が進みそうにありませんが
、いずれ主張を再び活発化させるという予測もあります。
果たしてグリーンランド買収は成功するのでしょうか。
写真は鑑定の結果となります。
左側が結果、右側が環境条件となります。
まず結果ですが、節制のカードの逆位置が出ています。
節制のカードの逆位置は浪費や消耗、流出や無神経、思いやりのなさやバラ
ンスを欠くといった意味があります。
デンマーク政府は買収しないと明言しており、グリーンランドも自主独立化
は目指しても米国領土になることを希望していません。
最近の対ロ融和に舵を切る中では欧州はロシアとの脅威に自ら向き合わざる
を得ない中で、米国への協調とは程遠い関係になりつつあります。
トランプ大統領の思惑とは逆にグリーンランドの買収だけでなく、米国利権
の行使は達成できないといったことになるでしょう。
ただ、この後も米国が対ロ融和の姿勢を続ければ北極海での経済的利権の確
保は可能ともなるので、場合によってはグリーンランドに執着しない可能性
もあります。
いずれにしても力に拠る地位の変更は難しいと言わざるを得ず、トランプ大
統領は別の方策を取らざるを得ないということになります。
次に環境条件ですが、悪魔のカードの正位置が出ています。
悪魔のカードの正位置は裏切りや堕落、束縛や誘惑、悪循環や憎悪、怒りや
破滅、暴力や不健全といった意味があります。
軍事力の行使であったり、軍事力を背景とした脅し、中ロとの利権共有化な
どの今までとは違った方策ができればこの状況が変わることを暗示していま
す。
トランプ大統領はすでに今までとは違った価値観で動き出しており、共和党
も日和見的なトランプ氏への忠誠を見せています。
少なくとも造反が出ない限りは議会もトランプ大統領の政策を追認し、米軍
を使うということは絵空事ではないということになります。
トランプ大統領が悪魔に魂を売ったとすればこのようなことも十分にあり得
るといったことをカードは暗示しています。
今後は世界規模でこうした流れが動いていくことになります。
日本と米国の関係も自ずと変化を見せていくことになるでしょう。
グリーンランドがどうなるか、それはこれからの世界秩序がどう変化するの
かを示す一つの指標となるかもしれません。