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南仙台の父・hrperficioの占いと運気のブログ

追悼 ジェフ・ベック

こんにちは南仙台の父(hrperficio)です。
報道でも取り上げられていましたが、先日英国出身のギタリストのジェフ・
ベックが亡くなりました。
享年78歳ということですが、ジェフ・ベックは世界三大ロックギタリストに
数えられる人です。
エリック・クラプトン、ジミー・ペイジ、ジェフ・ベックの三人がこれに該
当するのですが、この三人は全て英国人というのも音楽の中心が米国である
はずなのに、初期の音楽シーンを英国が大きくリードした時代があったこと
を象徴しています。
この三人は同じ時代に活躍したギタリストで、更にヤードバーズというロッ
ク史に残るグループに在籍したメンバーであることも特筆されるべき内容に
なるでしょう。
英国のロック自体がブルースやアイルランド民謡など、英国を取り巻く様々
な環境の影響を受けたものであり、その後に登場したグループも同様にこう
した影響を大きく受けています。
そんな初期のロックを代表するギタリストがジェフ・ベックです。
ギタリストにとっては好みが分かれるところですが、ジェフ・ベックは時代
によってプレイスタイルが変遷しています。
よく前期・後期などといった分け方がされることもあります。
ロッド・スチュアートと活動していた時代を知る人も多いと思います。
また、ロックインストルメンタル的なアプローチをしていた時代もあり、そ
の後のプログレッシブロックに流れに繋がるプレイをしていたこともあって
、ジェフ・ベックは時代ごとに好き嫌いも分かれるのが特徴でした。
私はブローバイブローのイメージが強くあって、ギターをメインに置いたイ
ンストルメンタルの分野での先駆者的なイメージがあります。
アメリカ的な音楽でもなく、ヨーロッパという感じでもなく、独特な英国の
感性のようなものが感じられるのがジェフ・ベックだと感じます。
私自身はロッド・スチュアートとの活動期はあまり関心がなかったので、ジ
ェフ・ベックというとインストルメンタルの時代のものをよく聞いていまし
た。
今はスーパースター的なギタリストが少なくなっています。
また、過去に一世風靡した人たちも既に高齢になっていて、その上で音楽の
環境も大きく多様化しているので、なかなかこうした人が登場しにくい環境
になっています。
今の時代はYoutubeやサブスクでの音楽環境が当たり前ですが、昔は音楽の
情報を集めるだけでも難しく、今でこそ簡単に昔のジェフ・ベックのライブ
映像などを見ることができますが、1970年代ではそうしたこともできず、
日本でのライブでも限られた人しか見ることができません。
私はまだ中学生くらいの時代で、限られた情報でしかジェフ・ベックを知る
ことはできず、地方ではライブ自体が遠い国の話のような感じです。
レコードを聴いて、どんな感じで弾いているのか、どんなセッティングで演
奏をしているのか、メディアで知らされる情報をかじりつくように見ていた
時代です。
これからの時代はどんな人が音楽の世界を引っ張っていくのでしょうか。
なかなかこうしたスーパースターは現れないのかもしれません。
映像や音源は残っていくので、音楽やパフォーマンスとしては引き継がれて
いくのでしょうが、生で見ることができないのも事実です。
既にこの時代の音楽はクラシック化しており、そうした芸術資産として管理
されて行くのでしょう。
時代の変化があって、過去が清算されていく感じもあります。
その一方で新たな動きも出て来ると思います。
ロックに限らずどんな音楽も先人達の築いた基盤を基に成長します。
ジェフ・ベックが築いたスタイルや演奏法も知らず知らずのうちに引き継が
れていくのかもしれません。
合掌
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