こんにちは南仙台の父（hrperficio）です。
先日の米大統領選に向けた討論会でバイデン氏が力を見せることができず
、党内からも候補の変更を主張する声も出ています。
民主党寄りのニューヨークタイムズが狼煙を上げたことがきっかけになり
ましたが、明らかに高齢で弱弱しく見えるバイデン氏に勝利の見込みがな
いのはその通りかもしれません。
そんな中でトランプ氏に対抗できる候補探しも始まっていますが、圧倒的
な候補がない中で名前の挙がる候補が仮に出てもトランプ氏との間には小
差しかないとの調査もあります。
有力候補の一人と見られる元大統領夫人のミシェル・オバマ氏は政治の場
には出ないと明言しています。
アフリカ系をはじめとするマイノリティー層、更に女性票を期待できる候
補が出せるかが焦点となる中で、ハリス副大統領の名前も挙がっているも
のの、芳しい数字には至っていません。
今のところはバイデン氏も強気で候補を降りることは否定しています。
果たして民主党は大統領選に向けてバイデン氏に代わる候補を選出するこ
とはできるのでしょうか。
写真は鑑定の結果となります。
左側が結果、右側が環境条件となります。
まず結果ですが、月のカードの正位置が出ています。
月のカードの正位置は迷いや不安、逃避や潜在リスク、欺瞞や幻想、過
去の不幸やトラウマ、失敗や猶予ない選択といった意味があります。
民主党にも圧倒的な候補がない中で誰も火中の栗を拾うだけの覚悟もな
いといったことがあるのでしょう。
しばらくはバイデン氏も降りるに降りられず、トランプ氏に対抗できる
だけの候補も出ないという形で圧倒的なトランプ優勢の状況になってい
くことを示しています。
また、誰が出てもトランプ氏との差が小差ということは勝てる見込みも
あって、誰が出てもそこそこの戦いはできることも意味します。
今回の選挙活動ではトランプ氏も側近の意見を入れて多少前回の選挙に
反省した動きも見せています。
また、多くの支持者がある中でトランプ氏が環境を作った司法内の保守
派取り込みも奏功し、大統領選への影響も最小限に留めることもできま
した。
当面は民主党も内部での調整は利かず、バイデン氏が継続して候補とし
て残って更に支持を減らすといった形になりそうです。
次に環境条件ですが、隠者のカードの正位置が出ています。
隠者のカードの正位置は経験や助言、秘密や精神、慎重や思慮深さ、思
いやりや哲学といった意味があります。
バイデン氏が若ければこのような問題は生じませんでしたが、やはり若
さだけでも戦えない現実もあります。
今必要なのはトランプ氏と対極にある主張ではなく、トランプ氏ではや
れない政策の提言や現実的な政治指導力の提示といったものになります。
トランプ氏は支持をこれ以上伸ばすことはできない状況です。
その中でフェイクではない地に足のついた政治姿勢で支持を得られる候
補であるかが重要です。
国際政治の場面でもトランプ氏の主張はトランプ氏が擁護する国にも足
下を既に見られている傾向もあり、トランプ氏が考えるほど甘い状況に
ないのも現実です。
具体的な対案を示して国民や経済・産業界、更には国防関係者を安心さ
せられる主張ができる人を早々に出せるかどうかにかかっています。
オバマ元大統領も最初はあまり相手にされていない候補でしたが、その
後に大逆転で候補の座を掴んでいます。
有能なスタッフを揃えて、現実的な視点で政策提言できる助言者を集め
ることができ、資金を多く集められる有能なバックをどこまでつけられ
るかによって、候補の力以上の能力をチームで発揮できます。
今のところは残念ながらそうした人がいませんし、まったく視えていま
せん。
もう少し先の段階になると出て来る可能性はなくもありません。
いずれにしても早く意志表示ができるかがカギになるでしょう。
