こんにちは南仙台の父(hrperficio)です。
全国的に制服の見直しや私服化が高校で進んでいます。
中高一貫校も増えていることでその流れが中学にも及び形になっています。
一方で伝統や私服化による乱れ論といった過去からの話もずっと継続してお
り、生徒自身の考え方は脇に置かれたままで大人だけの議論が続いています。
少子化によって征服の需要は大きく減少し、今後は価格や製造維持の観点か
らも厳しい状況も迎えます。
果たして制服廃止の流れは更に進むことになっていくのでしょうか。
写真は鑑定の結果となります。
左側が結果、右側が環境条件となります。
まず結果ですが、教皇のカードの逆位置が出ています。
教皇のカードの逆位置は保守や頑固、束縛や躊躇、逃避やお節介といった意
味があります。
制服の廃止はかなり難しいようです。
特に保守的な考え方による征服維持論が支配的で、簡単にそれを変えられる
ことにはならないでしょう。
制服がアイデンティティーとなっている一面もあり、特に伝統校では男女関
係なく制服の存在は大きな学校の資産にもなっています。
一方で男女の制服の統合化などは進んでいくことになりそうです。
社会の変化は一定取り入れながらも、制服の文化自体は簡単になくならない
ことを意味します。
次に環境条件ですが、女帝のカードの逆位置が出ています。
女帝のカードの逆位置は挫折や軽率、虚栄心や嫉妬、感情的や浪費といった
意味があります。
制服を継続するにも課題は多くあります。
まず制服の価格が非常に高く、中学生の場合は身体的な成長度が一番大きな
時期でもあるため、すぐに着れなくなるなどの不効率な面もあります。
また、制服で学校がわかるために、地域格差や学校格差のが目で見えてわか
る面もあって、本来の評価以外で人も評価されてしまう側面があります。
また、画一化の影響でムダな校則による制限や押しつけなども生じて、抑圧
的な流れを生み出す風土に繋がる面もあります。
一方で自由化による服の選択や経済面での逆格差の問題などもあります。
一長一短がある中で折り合いをどうつけていくのかが大きな課題となります。
制服、私服のいずれにも長短があること、学校の存在意義と制服とは別の問
題であること、学校の統合化なども今後進む中で折り合いをつける難しさは
更に大きくなっていくこと、こうしたことにも目を向けてどう議論するかも
重要となります。
まだまだ学校教育では保守的な意識が続くことは間違いなさそうです。