この巨体をひたすら上下に動かし続けること200回。
スペシャルをやり終え
畳に大の字に横たわるのは
もうすぐ五年目となる赤松だ。
その太ももは、はち切れんばかりにパンパンになっているように見える。
そう感じるのはただデブなだけか。
額から滴る汗。
激しく上下する胸。
しかし
その顔にはどこかしら余裕が感じられる。
経験からか?
すでにいくつもの死線を越えてきた赤松である。
七大戦では数々の他大の強力な抜き役を
血を流しながら止めてきた。
まさに
根性の鬼・赤松
宙を仰ぎ、デンと横になっている。
彼の視線は何をとらえているのだろうか?
もう息は上がっていない。
そんな彼が宙に向かいポツリと言った。
200回か・・・、ふっ
まだこの世のものやな
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Unknown
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