今日の学科教習は「人間の能力と運転」。認知→判断→操作という過程を踏んで危険を避けるという内容でした。
具体的に言うと、
認知:ボールが飛び出してきた
判断:子供が飛び出してくるので止まろう
操作:ブレーキを踏む
ということです。
授業の数時間後、私は認知した後の判断がとんでもなく遅いと言うことに気づきました。
そう感じた具体例を2つ。
・ひとつめ
5月の新歓合宿、道場でご飯を食べていたとき。私はドリアとサラダを食べていました。食事中、サラダを食べながら一言。
「ドリア美味しいなぁ」
これはドリアとサラダのいい間違えではないのです。サラダを食べている途中に、舌が認知したドリアの味を思い出し、後からおいしいと判断したのです。
・ふたつめ
GOTOに髭男のライブ映像を見せた約1時間後、Amazonミュージック(音だけ)で髭男の他の曲を聞いていたときの発言。
「ベースの人もかっこいいなぁ」
これはベースの音がかっこいいと言うことではありません。雰囲気の話です。
曲を聞いていたときの頭に浮かんだノリ方が、GOTOに見せたライブ映像で見たベースの人のノリ方だったのです。ライブ映像を見ている時は気に留めなかったのですが、無意識に覚えていたその動きを後から思い出してかっこいいと判断したというわけです。
この二例だと単に面白い人で済むのですが、運転中、このように認知後の判断が遅れると重大事故に繋がります。
先日、バス停がないところでバスを待っていました(これはミスではありません)。
右からバスが来るのを待っていると、右側から歩きスマホの男性が近づいてきました。男性は私の30㎝前まで来て、私に気づき顔を上げて避けて行きました。
歩きスマホはもちろん危ないのですが、30㎝手前まで近付かれても「ぶつかる」「避ける」ということが頭に浮かばなかった自分が恐ろしいです。男性が避けて行った数十秒後に気付きました。
今すぐ学校に電話して、自動車学校を退校した方がいいのではと思いました。
ちなみに初の路上運転は2日後です。
真面目な文章にかわゆ〜なGOTOでブログにこなれ感を出す。