こんにちは 横森です
今年も新歓をしています。
もう６人ほど、前向きに考えてくれています。100kgを越えそうな某委員会候補もちらほら。
どの新入生も、七帝初挑戦とは思えない動きをしています。嬉しいですね。
私のトレーニングに参加し、私と同じ重量を挙げる新入生もちらほら。
今は柔道経験のある新入生が多いですが、初心者も勿論、歓迎します。
興味がある人もない人も、柔道部の何かしらの媒体に何かしらの形で連絡してみてください。
このブログへのコメントでもいいですよ。
武道場への張り込みでもいいですよ。
ここに何かいるらしいですよ。
新入生歓迎ということで柔道部らしく、今週末の選抜の展望でも書きましょうか。
去年の選抜は学生の台頭が目立ちましたが、今年はどうでしょうか。毎年、全柔連の推薦で出場が決まるこの大会ですが、ある種恣意的な選抜方法ということもあり、全日本B強化選手が出場しているわけでも、明らかな実績のある選手のみが出場しているわけでもありません。
講道館杯で3位以上に入賞していればほぼ確実に出場できるようですが、他の4人は各階級の２，３番手、これらが講道館杯入賞者と被っている場合は講道館杯7位以上の選手の中から、大物食いをした選手や過去に実績のある選手が選抜されています。
60㎏級では今春天理大学に進学した福田選手が、講道館杯2年連続入賞を阻まれた渡邊選手と再戦します。選抜や講道館杯での初戦における再戦は決して珍しくなく、2022年講道館杯100kg級の熊坂選手（国士大）VS鈴木選手（東海大）など全日本学生決勝が1か月後に再現されたこともありました。この階級のシードは国士館の先輩後輩です。第1シードの中村選手は近藤選手を越えるために稽古をしている、とインタビューで答えていました。しかし、GSやユニバーシアードなどの結果を鑑みると国際大会に強いのは中村選手のようにも見えます。
66㎏級、優勝候補筆頭は第2シードの武岡選手ではないでしょうか。昨年の講道館杯優勝後も勢いが衰えず、先日のGSでは丸山選手を決勝で撃破。丸山選手が阿部選手以外に敗れたのは6年ぶりでした。初戦で学生王者の光岡選手と対戦します。決勝の相手は第1シードの田中選手を始め、実業個人2位の杉浦選手、講道館杯2位の藤阪選手、兄弟出場で講道館杯3位の内村選手など、全く読めません。
73㎏級も有名な再戦がありますね。石原選手と田中選手は昨年の体重別団体、講道館杯以来のマッチアップです。この2人は皆さんご存じ2019年の高校選手権の決勝でも対戦していますね。その時は田中選手が勝利していますが、道着コントロールが物議を醸した体重別団体や講道館杯では石原選手が勝利しています。また、この階級でジュニア世代から出場している竹市選手と田中選手は初戦から対戦します。今回は兄弟出場も多いですね。この2人は出身校も兄弟で同じです。
81㎏級、90㎏級で最も気になるのは、学生王者は選抜出場の推薦対象になるのか、という点です。澤口選手と藤永選手は、ご存じの通り学生王者です。この2階級は学生王者が推薦されがちな印象があります。しかし、他の階級では学生王者でも講道館杯で敗れていれば推薦されていません。なぜか？その他、藤永選手と澤口選手の共通点は警官ということでしょうか。警官は本大会では、60㎏級に講道館杯王者の樋口選手が出ていますね。樋口選手の出身は興本扇学園ですが、私、団体戦でここと対戦したことがあります。補欠として。勝ちました。先輩が。
90㎏以上になると全日本選手権代表が出場し始めます。が、東京選手権を制した東部選手は出ていません。実業団で敗れ、講道館杯に出場できなかったためでしょうか。とはいえ、東京選手権では木元先輩を始め、数々のB強化選手を撃破しています。東京選手権は2年連続で日大OBが制していますが、話題になったのは川端選手が高校生ながら3位に入賞したことでしょうか。影浦選手が棄権したものの、錚々たる勝ち上がりです。さて、選抜の組み合わせですが、重量級はほぼ例年通りの顔合わせです。中野選手と香川選手は全日本でも対戦が決定しており前哨戦となります。100㎏級は出場者全員がビッグタイトルを有していますが、注目は新井選手のシニア初優勝がなるか、という点でしょうか。パリ五輪最終選考時には、新井選手はそもそも国内で優勝してない、という指摘も見られました。ロサンゼルス五輪に向けてシニア初優勝となるのでしょうか。
番外編
先月末のブレーメンジュニアで、出稽古した時に私をよく投げている北海高の山口選手が優勝しました。おめでとうございます。
女子の選抜も書くと、スペースがなくなるので、次のブログ担当に託します。
