たまたま、くりの木ランチの閉店時間15分前に退社できた日のこと。
切らしてた食料を少し買い込んどくかーと立ち寄り、いつもの土日のように RIXEN&KAUL のフリーパックMETA2一杯の食料をゲット。通勤用の着替えも同バッグに入っているため、茄子やらトマトやらニンニクやらの一部の食料が入りきれず、緊急用に携帯してる "背負えるビニル袋" に入れにゃならん始末。
帰宅後計量してみると、バッグ込みの総重量はなんと15.5kg。ぶっちゃけ、積んでる CROSS-CHECK の車重と変わらないか、それ以上の重量です。8%の登坂でダンシングしようとしたら、貨物の重さで体重かけても車体を左右に振れなかったほどw
そんなに積んだらさぞ漕ぎ足重いだろう、と思いきや、案外そうでもなく。
特に追い風だったわけでもないのですが、坂を下った後の平地で、むしろ普段より楽に(=普段心拍数140bpmぐらいのところを、120bpm程度で)37km/h 程度を維持できました。
高速巡航に伴う向かい風が強くなるほどに、車重が重いほうが、かえって速度維持しやすいようです。重いことで慣性力が大きくなり、外乱(=突発的な走行抵抗の増加)に対して鈍感になるのでしょう。
そのかわり、加速には時間がかかるようになります。ダンシングのような「踏む」ペダリングでは体力を消耗します。「クランクを回す」ペダリングを心がけることで、脚を無駄に使うことなく巡航速度までもっていくことができます。
ツール・ド・フランスでトップ集団が使う有名メーカーの車体が必ずしも「軽さ至上主義」ではない理由が、すこし体で理解できたような気がします。
同じように「高速巡航性」を向上させる武器であるディープリムホイールは、ある程度「重い」ほうが、その効果が高いのかもしれません。
もちろん、コース中の起伏の程度を考えて、選ぶべきだとは思いますが。
重量あれば、下りが速そうですな!