SAX が趣味、という、バリバリ仕事してる姿からは色んな意味で私生活を想像デキナイ会社の先輩から、スペースの都合上、長年愛用してきたオーディオアンプを手放したい、という話を夕飯喰いつつ聞いたのが半年?近く前。
ブツは何と、McIntosh MA6800。現在の中古価格でも30万円程度する、逸品です。McIntosh は、中古になっても価格落ちないんですよね~(つД`)
一度お宅にお邪魔して視聴させていただきましたが、ずーっと大事にされてきたコらしく、フロントパネルのバックライトがいくつか切れてる(これは McIntosh 的にも "消耗品" 扱いの部分)以外は非常に美品。
先輩のお宅では、定番の B&W の 2ch スピーカ(型番失念)で試聴させて戴きましたが、小音でも低音が効いていて、かなりウォームな音だと感じました。Jazz に合いそうです。
音の方向性はスピーカに握られてる部分が大きいため、ウチで使ってるスピーカ (Dynaudio AUDIENCE 42W) と組み合わせた場合の方向性は未知数ですが…ていうか、明らかにスピーカが負けてるなw
それまで私が使っていたアンプは、2001.02.05 に RX78 さんから破格で譲っていただいた ONKYO Integra A-917R。
78さんとこで6年ほど、ウチに来てから更に6年が経過した A-917R、流石に寿命が近いのか、音源セレクタの接触が悪く、選択後に何度か「擦」って微妙な位置で固定しないと両方のスピーカから音が出ない、という状況が続いていました。まだメンテしてくれるトコがあるなら、セレクタ交換で凌げるとは思うんですが…
そろそろアンプ買い換えなきゃな~と思ってた折でもあったので、今回のお話はまさに「渡りに船」。こんな逸品を、ソンナお値段で手に入れられる機会はまず無いので、即答で「買います!(゜∀゜)」
これで、フロント用アンプは MA6800に。A-917R は DVD 観るときのリア用に。
ウチのオーディオシステムは、かなり異端、というか異常、というか。変わってます。
「メディア入れ替えがダイキライ」な私。2枚組を、聴いてる途中で入れ換える、なんてメディアに縛られた行為は、到底考えられません。
そもそも、手持ち2000枚近い音楽CD、聴きたいなと思う度に探してたんじゃ、見つかりっこありません。かくして「1度聴いただけ」のCDが山積みに…というシチュエーションは避けたく。
自転車は「走ってナンボ」ですが、音楽だって「聴いてナンボ」です。最初は「ん~イマイチ?」って曲も、勝手に耳から何度も入ってくるうちに「イくない?コレ」と思うようになることも度々。
そんなわけで、ウチではCDが届くとまずリッピング。可逆圧縮フォーマットで HDD に蓄積します。定番フォーマットは、Monkey's audio の ape 形式。メタルやシンセでは圧縮率悪いですが、私の手持ちの大半を占めるクラシックでは wave に比べ1/3~1/4まで圧縮できます。
勿論、これだけ枚数あるとリッピングの手間も大変ですから、もしものHDDクラッシュ時に備え、定期的にバックアップ。
で、コレをD/Aコンバータで再生して聴くのです。
ホントは PC からはデジタル出力させて、Wadia あたりの Digital Processor を介してスピーカに突っ込みたいところなんですが…いかんせん、お値段が。orz
DVDはそんなに観るわけでもなく、家に居るほとんどの時間はCD聴くのに費やしてるので、流行の「ホームシアター用デジタルアンプ」では役不足。
というわけで、これまで以下のようなリーズナブルな構成でした。
- プレーヤ:ファンレス無音PC+Digital AUDIO LABS CardDeluxe
- アンプ:ONKYO Integra A-917R
- スピーカ:Dynaudio AUDIENCE 42W
DVD 観るときは、ファンレスPCに同時刺ししてる M-Audio DELTA 410 に出力します。
フロントは前述の CardDeluxe へデジタル出力。
リアは DELTA 410 のアナログ出力を、高校卒業時に3万で買った Marantz PM-50 を介して ALR/JORDAN Entry S へ。
でも、最近PCの OS を WindowsVista 64bit edition にした結果、ドライバの問題で DELTA 410 が使えなくなり、それと共にDVD を観ることはほとんど無くなってしまいました。(^^;
また何か、適当なオーディオカードを買わないとな~
しかしそれ以前に、フロントのアンプが MA6800 ともなると…ハッキリいってスピーカとの釣り合いが取れてないww
Dynaudio AUDIENCE 42W も、1セット9万のスピーカにしては音の指向性がちゃんと聞きわけられ、かつバイオリンが艶っぽく聞ける良いスピーカだけれども、これだけ気合いの入ったアンプの相手としては…役不足だろーなー (^^;
いつか、当初の設計目的通り、リアに置くスピーカとなっていただこう。
で、昨晩N山さんとK山さんが運んできてくださいました。
二人とも
「こんだけデカい代物、アータの部屋のどこに置くのさ!?」
とな。('A`σ)σ
ちゃんと入りますよぉ!!
そのために3年ぶりに掃除したんだからっ!(爆)
ゼイゼイ。
31.8kg は伊達じゃねぇ。orz
とりあえず搬入だけ先に済ませ、配線は後回しにして、皆で焼肉へ。
…運んでいただいた手間賃として奢るつもりが、何故か奢られる俺。orz
(つД`)心配掛けてスンマソン
帰宅後、配線して早速試聴。
…やったら低音が跳ね回るなこりゃ。もしかして、バスレフタイプのスピーカじゃ、バスレフ穴スポンジで塞いでても合わない!?
…と思ったら、ラウドネス補正(小音量時に人間の聴覚特性に合わせて低域と高域を持ち上げる)が中程度かかってました。(汗
ラウドネス補正をカットして、最初から。
おー。
低域から高域まで、まんべんなくスッキリ鳴ります。
A-917R では、シンセ主体の低域少なめの曲で臨場感を感じにくい曲がありましたが、MA6800 ではどの曲も、しっかり楽器のタッチを感じることができます。
刺身に喩えれば、脂がのってる鰤、みたいな感じかな~
ただ、ボーカルの声量が不足してると、ドラムの打ち込みに負けて誤魔化しが効かなくなるという諸刃の剣。w
ネット上に散らばる MA6800 のインプレ見てると「質感スゴイけどやったらスロー」って云われてるトコが多々あったけど、ウチではちょっと違う感じ。テンポが速くて緩急大きな曲聴いてても、ちゃんと演奏の意図が遅れ無く伝わってくる。
恐らく、スピーカの味付けがモロに出てるだけだと思うなぁ~
そういう意味では、ウチのシステムでは Dynaudio AUDIENCE 42W が「ワタシもうこれ以上は㍉」って云ってる感が強いなぁw
同じ Dynaudio なら、最低 CONTOUR S1.4、或いは CONFIDENCE C1 とか。。。
無難なトコだと、B&W の 805S とか。でもそうなると7.5畳の部屋じゃ足りないから引越しないと…
イヤイヤ、空間再現ってのがオイラの指向性だから、富士通テンのECLIPSE TD なんてのも一度聴いてみたいな、とか。
…ダァメだっての!!
オーディオの蟻地獄だけはヤバいから!ww
折角安い趣味だけで固めてンのに。ココにハマルと身ぐるみ剥がされるwww
関西行くことあっても…かっ、河口無線(*)とか、絶対行かないんだからッ!!
(*) 2001年にペア5万ぐらいの卓上小型スピーカ買いにココへ行って、まんまと予算オーバーのDynaudio AUDIENCE 42W を掴まされましたw
そこそこ自分の好きな音で鳴ってくれれば十分、みたいなポジションで。
が、先日買ったDVD、映画館で聞いたあの音が全く出てない~っっっΣ( ̄▽ ̄;)
内容も良かったけど、音もかなり気に入った映画だったので、コレにはめちゃくちゃガッカリ。
やっぱしまとも(?)なオーディオシステム組まないとダメナンですかねぇ…。
オーディオで、一番安価に、心ゆくまで凝れるのは、ヘッドホン関係、ぐらいかな?
5万も出せば最上位クラスに手が届くw
…そりゃぁ、これまた「上見ればキリ無し」だけれども。
私が今使っているアンプやスピーカー等も川口無線で買いましたよ!
だいたい15年前の話ですが…
学生なのにPachi…まみれの人生!
Pachiをやめるための思い出として400ccのバイクが2台買えるぐらいの商品を買いましたよ~
懐かしい…
川口無線の一番奥のスピーカー部屋に行きたいな~
ちなみにまだPachiをしていたりして。
本気でのめり込むとカンタンに1000万逝っちゃうから、アブナイっすよな~オーディオは。家まで買い換える羽目にw
先週3月10日MA6800を購入しました。
それまでは、ラックスマンL509fでMCカ一トリッジを使用し聞いていましたが、MA6800では、少々高めにボリューム上げて聞いてます。舶来品高額オ一ディオ初心者です。ホノイコライザーとか昇圧トランス高くてそのまま聞いてます。経験者の方、それでも十分でしようか。
宜しくアドバイスお願いします。