千歳飴メタセコイアの空高し 籾井裕史
欄干に蓑虫揺るる須雲川 荒井寿一
あのビルが秋夕焼をひとり占め 加川秀男
振り返る朴の落葉の一枚を 三谷二三子
しぐるるや屋根にもぐれる雀どち 日笠山美惠子
枯れ蓮を少し揺らせり神の鯉 横澤千恵子
富士全容雲一朶なき小春かな 仲村光世
しぐるるや松に百羽の雀どち 中丸しげこ
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松の花 主宰による添削指導のご案内
草稿 随時(月一回程度)
規定 原稿用紙に作品を一行おきに楷書で書く
住所氏名を書き切手を貼った返信封筒を同封
指導料 15句につき二千円を同封
(20句の場合は三千円)
送り先 254-0046
平塚市立野町7番9号
松尾 隆信 宛
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