新幹線で花巻へ
ホテルをチェックアウト。駅前の「そばの神田東一屋名掛丁店」で朝のサービスそばをいただく。
今日の乗り始めはやまびこの盛岡行き。
車内でえきねっとを調べていたら、乗り継ぐ予定の釜石線「はまゆり1号」に偶然空席が出たので、早速購入。これが役に立った。しかし、早朝に盛岡周辺で大雨があったらしく、東北本線がしばらく運転見合わせだったらしい。
そのため、はまゆり1号の動向が気になる。始発電車がようやく盛岡駅を発車、3時間近く遅れている。そのあとにもう2本普通電車があって、快速はまゆり号という順番だった。こういうことがわかるのもOpen Dataのおかげ。JRのアプリで列車走行位置が見られる。
しばらくすると、順番が入れ替わって、はまゆり1号がほぼ定刻通り発車。これは期待できるかな。しかし、花巻の直前で2本前の普通電車に追いついてしまい、遅れが出始めたようだ。そうこうしているうちにこちらも新花巻駅に到着。
券売機で発券しようと思ったが、長蛇の列。窓口で発券してもらった。
快速はまゆり1号で釜石へ
新花巻駅の釜石線ホームへはいったん改札口を出てから地下通路で向かう。外は結構激しい雨。ホームに上がるとごった返している。やはり同じことを考えている人たちが多いようだ。つまり、この列車に乗って釜石に行き、釜石から3月に復旧した三陸鉄道リアス線(旧JR山田線)に乗り継いで宮古方面に向かおうというのだ。
結局、はまゆり1号は15分くらい遅れてやってきた。指定席1両、自由席2両の3両編成。すでに多くの人が乗っていて、それにこの人数。しかも、釜石駅での接続はわずか8分くらい。この遅れだと接続するのかどうか、みんな不安になっていた。
指定席もほぼ満席。自分の隣は売れていたはずだが、空席だった。ところが、しばらくすると同じくらいの年齢の男性が座った。この人、指定を取っていなかったようで検札に来た車掌から「自由席に行くか、パスを1回分使うかしてください」と言われていた。
雨は上がってきたようで、少しずつ明るくなってきた。
宮守駅に停車中。遠くに眼鏡橋が見える。銀河鉄道の旅の舞台ともなったという。
少し落ち着いてきたので、朝飲み。
遠野を過ぎて車内も空いてきた。山の中に入ってきて、トンネルが多くなった。すると、トンネルの中のほうが温かいのか、窓の外側が結露した。
そして下のほうに線路が見えてくると陸中大橋駅。
SL列車は停車するが、快速は通過。
結局遅れは取り戻せなかったが、三陸鉄道の宮古行きが発車時刻を遅らせて待っているとのこと。そのアナウンスが流れると、一斉に歓声が上がった。3両満員の客が2両編成に乗り換えるのかと思うとぞっとした。