シャワーを浴びて、着替えて三条京阪へ。夕方になってきたので、鴨川元祖ソーシャルディスタンスが始まっていた。大阪在住の知人S氏にお願いして一晩飲み会に付き合っていただくことにしたのだ。
17時過ぎの特急は「快速特急」だった。住んでいた頃と同様、七条から京橋までノンストップだ。電車の色は当時と上下逆。
2階建て車両の2階が空いていたので、ここに座る。京阪特急には最近「プレミアムカー」というJRで言うところのグリーン車が連結されているが、2階建て車両は普通座席のようだ。
七条駅を出るとアナウンスで「只今から補助席がご利用いただけます」。懐かしい京阪特急のアナウンスだ。地上に出て、暫く走ると、丹波橋、中書島、淀を通過する。淀の周辺では高架線に切り替わっていて、京都競馬場のターフが見えるようになった。淀川三川合流点の鉄橋も風景が変わっていて、京滋バイパスなどの橋が新たにかけられており、しかも二層構造。
学生時代も時々研究室の用事で大阪に行っていた。そのときには三条で駅弁を買っていったんだっけか。ひらパーもイルミネーションがきれい。そして京橋駅に到着。
乗ってきたダブルデッカー車。プレミアムカーの担当女性乗務員さんはここまでらしく、乗車終了の合図をしたり、お辞儀をして見送ったり、京阪電車の本気度を見たような気がする。
京橋駅。
といえば、関西の子どもたちには刷り込まれているCMソングがあるという。
なので、京橋はええとこらしいでっせ。そのええとこ京橋駅でS氏と待ち合わせ。合流してタイ料理屋に連れて行っていただく。シンハービールで乾杯。
イサーンソーセージ。生姜とパクチーが添えられている。
ひき肉の和え物、ラープムーサップ。これも辛い。
そしてガパオライス。カオガパオガイカイダーオ、だっけか。
その後、2軒ほど立ち飲みに連れてもらっているのだが、もはや場所はすっかりわからん。1軒目は串カツ系の店。
もう1軒は魚系の店。
帰りはプレミアムカーをおごってみる。三条まで500円といい料金を取る。
窓口で買うときに駅員さんに聞くと、すぐに来る特急にはプレミアムカーがないらしい。8000系という特急車両にはすでに設置されているが、3000系という中之島線の開通に合わせて作られた快速急行用車両にはこれからつくのだとか。その中之島線も当初の目論見が外れて、快速急行も淀屋橋行になってしまった。駅員さんに発券してもらっている間、自分がよく乗っていた頃の特急車両の話をしてしまった。酔っ払いのおっさんの昔話ですみません。
プレミアムカーの車内。ゆったりしたリクライニングカー。
樟葉を過ぎてうとうとしてしまったらしく、あっという間に三条に到着。プレミアムカーの外見。京阪特急のシンボルの鳩ぽっぽマークに三ツ星。
楽しく過ごさせていただいたSさん、お休みに呼び出してしまい、恐縮です。次回は是非、某海岸でお目にかかりたいものです。