豊島屋、ネーミングライツを事実上行使せず

　昨年、鎌倉市が売り出した材木座、由比ヶ浜、腰越の3つの海水浴場の命名権を買ったのは、地元「鳩サブレー」の豊島屋。昨年はシーズン直前だったのでそのままだった。今年、市民に名前を募集した結果…。

海水浴場名は変えず　命名権で豊島屋「市民の親しみ」優先(神奈川新聞) - goo ニュース

　結局、名前は変えず、鳩サブレのキャラクターを使ったマスコットを作るにとどめた。市民からの要望も強かったこともあるだろう。また、地元企業として、他社が好き勝手な名前を付けるのを命名権契約終了後に渡って阻止したのかも知れない。
　年間1,200万円×10年間。寄付するというとなかなか難しいのかも知れないが、こういう命名権の使い方があるのだと知ったニュースだった。市もこの意気を買って、すばらしいビーチにして欲しいものだ。