組織委員会会長の余計な発言(この人は首相時代にも受けを取るために余計なことを言って滑るどころか炎上ばかりしていたような)で機運が更に盛りがってきた東京オリンピック・パラリンピック。それ以前に、世界中でコロナが封じ込められない限り通常通りの開催は難しい情勢になっている。
国内の感染を仮に抑えきることができたとしても、選手の母国も同様でないと、結局同じことになりそう。そこでリモートオリンピックを妄想してみた。
選手の母国あるいは地域の拠点となる国にサテライト会場を設けて、そこで演技してもらい、採点は同じ審査員がリモートでやるとしてはどうだろう。競泳や陸上トラック競技、球技などは流石に難しいとは思うが、フィールド競技、体操、アーティスティックスイミングなどの採点競技なら会場ごとの条件を揃えやすいのではないだろうか。問題は時差。その場所での同じ時刻にやれば選手の体調管理もやりやすいが、「相手がいる」というモチベーションを持ちにくいかな。ならば時差は申し訳ないが同じ時刻にやって、相互に中継を行うことで競技の一体感をなんとか確保したいところ。
無観客でやるというのであれば、どうせ同じことだ。
ただ、関連ビジネスやツーリズム産業にとっては溜まったもんじゃないけれどね…。
せっかく日本で開催されるオリ・パラ大会、イノベーションがあってもよいのではないだろうか。
東京五輪組織委の森喜朗会長発言を巡り、理事会と評議員会メンバーが週内にも臨時会合。国内外に広がる反発に、組織委としての姿勢を示す必要があると判断したもようです。https://t.co/SfrxCGPXRl
— 日本経済新聞 電子版 (@nikkei) February 8, 2021