お休み前のBLOG。

息抜きの海外旅行にも行けず、特急ひたちで東京と浜通りを行き来する平凡な日々を描くブログです。

2010年2月の巡業(2月14日その2・フランダースの犬)

2010-02-14 | たび

 アムステルダムにはほぼ定刻に着陸。スムーズに入国もでき、荷物も比較的早く出てきたので、6時半には到着ロビーに出ることができた。次のブリュッセル方面の列車は7時9分。しばらく時間がある。それにしても外は暗い。



 スーパーが開いていたので、水とナッツを買って列車に乗り込む。地下ホームとは言え、寒い。列車がやってくる。蘭伯両鉄道の共同運行のインターシティだ。朝早いので乗客もまばらである。



 地下線を出てもまだ暗い。ハーグ、ロッテルダムと進むに連れ、ようやく明るくなってきた。が、外が白い。結局国境を越える頃には雪がチラチラと舞っている状態になった。明日からの仕事には屋外の作業もあるので嫌な感じだなぁ。



 そして9時前に乗換駅のアントワープに到着。ホームに降りて驚いた。降りたホームは地下ホーム。上を見上げると吹き抜けになっていて、そこにも列車の姿が。更に上には高い天井がある。

↓地下ホームのインターシティ


 地下2階ホームの跨線橋から地平ホームの列車が見える。



地上階から吹き抜けを見る。


地上の建物は立派。


 まるで教会か市役所のようだ。



 このまま目的地のブルージュに行っても早く着きすぎるので、いったん街歩きをしてみることにした。まずはコインロッカーに荷物を預けて駅の外へ。
 駅舎はやはり立派。重要文化財らしい。


 アントワープは古くからの港町で、豊かな都市なので街並みも整っている。




 ヨーロッパで最初の高層ビル「農協ビル」だそうな。


 アントワープといえば「フランダースの犬」。ネロとパトラッシュが見たかったルーベンスの絵はこの教会にある。


 午前中はミサのためみられないという。残念。


しかし、イギリス人の作品ということで現地ではあまりしられていなかった。日本人が押し寄せるようになって現地でも知られるようになったらしいが、あまりに悲しい結末なので、あまり好まれていないようだ。

市役所。


聖母大教会の全貌。


肉屋のギルドホール。


海事博物館。


 あまり写真には写っていないが、雪がチラチラ舞っている上に、相当寒くなってきたので、トラムで這々の体で駅に逃げ帰る。
 荷物を取り出すと、ちょうどブルージュ方面に直通するインターシティが待っていた。高架ホームからの発車だ。



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